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【Trailhead紹介】Visualforce から Lightning Web コンポーネントへの移行


今回はこちら。
Visualforce から Lightning Web コンポーネントへの移行」です。

トレイルの内容

このトレイルは以下のモジュールとプロジェクトで構成されています。
モジュールは講義形式、プロジェクトは実践形式のコンテンツです。

  1. クイックスタート: Lightning Web コンポーネント
    開発者環境を設定し、最初の Lightning Web コンポーネントを作成します。

  2. Lightning Web コンポーネント開発者ツールの設定
    Lightning Web コンポーネントを構築するために開発者ツールをインストールします。

  3. Lightning Web コンポーネントの基本
    最新の Web 標準に準拠した再利用可能な高パフォーマンスのコンポーネントを作成します。

  4. Lightning Web Components for Visualforce Developers
    Discover how your Visualforce knowledge applies to Lightning Web Components.

  5. Quick Start: Explore the Visualforce to LWC Sample App
    Learn to replace Visualforce pages with LWC by exploring short byte-sized examples.

前半のコンテンツでLightning Web コンポーネントの概要と設定について学び、後半のコンテンツで本題のVisualforce開発者向けのLightning Web コンポーネント移行に関する知識を学びます。
ちなみに2024年10月時点では後半のコンテンツの日本語版はありませんでした。
主にLightning Web コンポーネントそのものに関するコンテンツのみ、日本語化されている、ということのようです。

Salesforce ClassicからLightning Experienceへの移行

この「Visualforce から Lightning Web コンポーネントへの移行」という言葉は、実際にSalesforceを利用されている方の視点だと「Salesforce ClassicからLightning Experienceへの移行」と同じことかなと私は思っています。

私は2024年からSalesforceを勉強し始めたので、TrailheadもLightning Experienceに関する学習を主にこなしてきました。
Visualforceの知識がどれくらい必要なのか、実際に2024年時点でどれくらいSalesforce Classicで運用されている企業様がいるのか、気になるところです。

参考までに、Perplexityに「Salesforce ClassicからLightning web Componentへの移行はいつ頃から進められていますか?」と聞いてみました。
以下、Perplexityの回答です。


Salesforce ClassicからLightning Experience (LEX)への移行は、以下のような経緯で進められています:

移行の背景と経緯

  • Lightning Experienceは2015年頃から導入が始まりました。

  • 当初はClassicと並行して提供されていましたが、徐々にLightningへの移行が推奨されるようになりました。

  • 2018年頃からは、新機能の多くがLightning Experience向けに開発されるようになり、移行の必要性が高まりました[2]。

移行の現状

  • 現在も多くの企業がClassicからLightningへの移行を進めています[1]。

  • Salesforceは継続的にLightning Experienceの機能強化を行っており、最新のテクノロジーを活用するにはLightningへの移行が不可欠となっています[2]。

[中略]

Salesforceは、Lightning Experienceへの移行を強く推奨していますが、完全な強制移行は行っていません。ただし、新機能の多くがLightning向けに開発されているため、最新の機能を活用するにはLightningへの移行が必要不可欠となっています。

Citations:
[1] https://www.iftc.co.jp/initiatives-post/2024/03/06/3219/
[2] https://www.salesforce.com/jp/blog/switch-to-lightning/?bc=OTH


Lightning Experience導入から10年近く経っているということで、移行はかなり進んでいると思いますが、元開発者の感覚としては、10年ですと移行できていない企業様はまだ存在しそうな気がしますね。
基本機能はSalesforce社のクラウドサービス側で移行対応していると思いますから、特に移行が必要な企業様はイコールVisualforceで細かいカスタマイズをしていた企業様ということになり、スクラッチ開発で初期開発を行った場合と同じような移行プロセスが必要なのではないかと個人的には思いました。

結論としては、今後、移行案件に携わるようになることがあれば、参考になるコンテンツだと感じました。
備忘録として残しておこうと思います。

追記
今回のトレイルには含まれていない、「Visualforce と Lightning Experience」という単独のモジュールがありました。
そのモジュールではLightning Experience でVisualforceも利用できる旨、紹介されていますが、今回のトレイルへの移動を進めており、以下のような注意書きが添えられています。

Salesforce で UI を構築する場合の推奨方法は Lightning Web コンポーネントであるため、「Visualforce から Lightning Web コンポーネントへの移行」トレイルに移動して LWC の使用方法を学習し、現在の Web 標準に準拠してください。上記のトレイルを受講しない場合は、このモジュールを続行して Visualforce について学習します。

Lightning Experience での Visualforce の使用」より



今回は以上です。ご覧下さりありがとうございました!
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