【Trailhead紹介】Salesforce Essentials を知る
今回はこちら。
「Salesforce Essentials を知る」です。
Salesforceのライセンスには様々な料金体系がありますが、機能を限定してサブスクリプション料金を低く抑えた「Salesforce Essentials」という製品ラインナップがあるそうです。
このトレイルはその製品が中小企業向けであることを説明し、基本機能の紹介をしています。
このトレイルはハンズオンのない講義だけのトレイルになっています。
学習としては、このトレイルで何かを学ぶと言うよりは、アドミンレベルまでの知識のある方が読み物としてさくっと読むのが良いかもしれません。
トレイルの内容
このトレイルは以下のモジュールで構成されています。
中小企業向け Salesforce Essentials
企業にとって、このすぐに使える CRM にどのような利点があるかを学習します。Service Essentials の基本
Service Cloud Essentials のしくみと、それが中小企業にどのように役立つかを学習します。Service Essentials の機能
Service Cloud Essentials を操作し、サービスコンソールの使用方法を学習します。
特に印象的だったのは最初のモジュールです。
Salesforce社の中小企業に対する熱い思いを語ってます。
問題の中では、この問題が特に印象的でした。
「Salesforce Essentialsとは何ですか?」という問いに対して、「中小企業に必要なCRMを提供する機能制限版のソリューション」を選択肢に含め、不正解にしています。
「機能制限版のソリューション」という位置づけと思って欲しくないというコンテンツ作成者の意図が見えます。
「中小企業向けSalesforce」という存在
実際、専門家のご意見で、通常版にない機能がこの機能(Salesforce Essentials)には載っているというお話もありました。
Trailheadの問題にあったとおり、Salesforce Essentialsは通常版からサクッと切り出したというより、「すぐに使えるCRM」として再設計したようです。
価格面で躊躇してしまう中小企業にもSalesforceを届けたいという、Salesforce社の意気込みを感じました。
Salesforceを中小企業へも届けたい
ところで、先日読んだ本『THE MODEL』に、著者が日本オラクルからSalesforceに引き抜かれる際にSalesforceの経営陣に言われたこの一言が載っていました。
この発言は第1回のDreamforce(2003年)の際ということなので、今から20年以上前のことです。
この成功モデルが日本で作られたかはわからないなと、中小企業を渡り歩いてきた私は感じましたが、いかかでしょうか。
現在も引き続き、Salesforce社は様々な料金体系を用意して中小企業へアプローチを続けているようです。
まだ学習を続けているだけの私が言うのはおこがましいですが、Salesforceはとても良い製品だと思います。
SaaS製品はこうあるべきだと感じさせてくれる様々な機能、コンテンツ、サービスを提供してくれています。
価格面だけで躊躇するのは勿体ないので、ぜひ勧めたいですが、私にはまだ営業スキルがありませんので、Salesforceを中小企業へ勧められるような人間になることをまた一つ目標として心に留めておこうと思いました。
今回は以上です。ご覧下さりありがとうございました!
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