生殺与奪の権を他人に握らせるな⑦
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https://note.com/yumiko_miyahara/n/n7752bfbd224c
②次に変化したのは子ども達
順応性の高い子ども達の方が
OPEN前から既に変化していた
小4(娘)・中2(息子)になる春休み
部屋を借り
OPEN準備や家具の搬入も
2日間朝から晩まで
バイトとして開業準備を手伝った事で
2人ともに母はお店をやるんだ
という意識は根付いていた
上の子は中学生インスタ世代
インスタでも私の存在を
たまに見ているようだったし
1000人2000人と
フォロワーが増えていくのを
見ていた
インスタグラマーと比べると少ないけれど
普通の母として考えると多い??
と不思議な気持ちで眺めていたようだった
下の子は・・・
恐らく忙しすぎる私に一番悩んでいた
OPEN半年間
話を聞いているようでほぼ聞かず
私が学校のお知らせや月謝なども
何もできなくなってしまっていたので
娘はとにかく自立した
期限のあるものは口を酸っぱくして
言ってくれるようになったし
恐らく学校や習い事でも
私が管理しない事で
嫌な思いをしたこともあったかもしれない
そしてついに半年後には
「ママは話を聞いてるようでほぼ聞いてないもんね」
と言われ
私はようやく驚いてハッとした
女の子特有の何でも話していた事の
どうでもいい(笑)会話も
大切な会話も
全てスルーしてしまう能力が身についていた
そこから少しづつ集客も落ち着き始め
家庭も考える余力がでてきた
それと同時に
小4娘もパソコンの授業などもあり
私のお店情報やネイル画像をお友達が発見し
「みんながこのネイルサロン凄いって言ってた」
など、喜びもこっそり噛みしめてくれているようだった
ちなみにママ友や知り合いには
どうしても知られたくない
来てほしくなかったため
できるだけ内緒にし
弟家族や親戚にも内緒
子ども達には
「学校で絶対にお店の話もネイリストであることも言わないで!」
と念押ししていた
それは・・・
もし閉店したら恥ずかしい…という不安と
知り合いではなく
知らない赤の他人・社会で戦いたい
その上で選ばれるお店になってやる!
という強い決意でもあった
次回に続く