1人暮らしの親が体調を崩したらどうする?
こんばんは。介護福祉ライターの古賀優美子です。
遠距離介護現在進行形の介護福祉ライターが、実際に経験している内容について書いています。
(注意:この記事は筆者の体験をもとにしたものです。遠距離介護は家族の状況、介護者の状況により個人差があります。ご了承ください)
実は今日まで、数日間実家に帰省していました。
目的は、某内科への定期受診同行。
父は、ある病気のために、半年に1回精密検査を受けています。
今回の検査でも、大きな病状変化はなく、一安心。
と、安心してばかりもいられません。
父にはそれ以外にも持病があり、1人暮らしを始めたばかりの頃と比べると、体調を崩しやすくなりました。
1人暮らしの親が体調を崩すときって、怖いですよね。
近くに住んでいるならまだよいのですが、私の場合、実家が遠いので
何かあっても、すぐには駆け付けられません。
実家はちょっと変わった作りで、住居部分が2階にあるのです。
そうなると、体調を崩して病院に行くのも大変です。
何せ階段を下りないと、玄関まで行けない。
しかも防犯のため、玄関は常に鍵が閉まっている。
(1人暮らしだから当たり前か)
そのため、「救急車が必要になるくらいの体調不良」になったときが心配です。
父の友人と、父のきょうだいが合鍵を持っているため、いざとなった時には助けを呼ぶ流れになっていますが、2人とも高齢なので、そうそう頼れません。
そこで何とかつなげたいのが、「緊急通報システム」
ほとんどの市区町村で、高齢者福祉サービスとして導入されています。
専用の電話やペンダントに「緊急ボタン」がついていて、そのボタンを押すと消防署や警備会社などにつながるシステムです。
年末年始でまた帰省するので、父にこのシステムのことをすすめようと
思います(一度話をしたけれど、抵抗があるようで断られた)
なお緊急通報システムの問い合わせ先は、多くの場合、市区町村の高齢者福祉窓口です。
市区町村のホームページでも情報収集できますので、気になる方は
親御さんが住んでいる市区町村のホームページを要チェックです。