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【🇹🇭#8】マイペースなクラビでの滞在
本記事は家族で行ったタイ旅行記事の続編となっています。
最初の記事はこちらよりお読みいただけます。
つわりにアオナンフード
クラビ初日は午前中プールで過ごし、午後からはアオナンビーチ付近に行って様子を見てみることに。
宿泊しているヴィラに付いている無料送迎のトゥクトゥクで向かった。
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アオナンビーチ付近に商店街があり、どこもThe観光地といった観光客向けのレストランやお土産やさんが並んでいた。
アオナンビーチの手前で降ろしてもらい、ビーチ近くのモンキートレイルに行きたかったのだが、少々小腹がすいていたのと、トレイル前に腹ごしらえしておくべきだと考えて昼食をとることに。
しかしアオナンビーチ沿いにホテルのバーやレストランはあるが、昼から営業しているところは見当たらず。
アオナンビーチの端の方で、子供とお母さんで営むかなーりローカルな屋台がかろうじて開いていたので、(というか無理やり開けてもらった…笑)そこでパッタイやソムタム、その他スナックなど軽食をオーダーした。
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タイフードは基本的に甘くて、辛くて、酸っぱい味付けが多いのだが、つわり中の私には最高の味付けであった。
衛生的にはあまりよろしくないであろうが…笑
モンキートレイル
ローカル屋台で腹ごしらえも済ませ、目的であったモンキートレイルへ向かう。調子が良い時は入り口からすでに猿たちが出迎えてくれるそうなのだが、見当たらなかった。
トレッキングというだけあって、崖に簡易的に組み立てられた木の足場を登って反対側へ行く。
これがなかなかのトレッキングと、簡易的な足場で下もスケスケのカスカスなので、甥は終始怖がっていたが、「大丈夫、これを乗り越えれば猿に会えるよ!」と猿をモチベーションに頑張って登らせた。
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📍Monkey Trail, Ao Nang
しかし、半分くらい登っていったが、一向に猿は現れない。
想像していたのとなんか違う。
ここまで来たらもう最後までいってみようと、道中の半分を超えてもうなんなら下りに差しかかっていた。
反対側に到着するともうひとつのビーチがあり、ヨーロッパ系の観光客の方で溢れていた。そこは地図を見た感じ車では行けず、船でしかいけないシークレットビーチ的なところなのであろう。
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📍Tonsai Beach
うすうす気づいていたが、猿は結局1匹もおらず、いたのはオオトカゲの死骸だけだった。甥はこのオオトカゲの死骸に大興奮だったので猿はなんとか誤魔化せた。
出口にいた警備の人によると猿は朝だけ山から降りてきて、昼は山へ帰っていくそうだ。先に言ってくれ…
良い感じに汗もかいていたので、たどり着いたビーチで遊び、また帰りはトレイルを登って戻った。
戻った先でマッサージ店のお姉さんがセールス目的でバナナを配っていたので、ありがたくいただき(マッサージはしていない笑)、食べながらビーチを歩き商店街の方へ戻ることにした。
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まるで餌付けされる猿のごとく。
トレイル後にバナナをむさぼる。これが本当のモンキートレイルなのかもしれない。
キラキラして見えるもの
トレッキング&ビーチ遊び、チェンマイとはまた違うベトっとした気候もあいまって、体がベトベトだったので商店街に行ったはものの、1回シャワーを浴びて出直すことに。
商店街もThe観光地の商店街で我が家にとっては、少々魅力が半減だ。
やはりありきたりな観光地よりも、ローカル民で溢れかえっている場所の方がキラキラしてみえるのだ。
軽食をセブンイレブンで買って、ヴィラのトゥクトゥクを呼び宿へ戻った。
ちなみにヴィラの方とはWhat's appで連絡をとりあっていた。
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結局宿に戻って、商店街へは出直さず、またプールで遊び、各自夕飯まで自由に過ごすことになった。
そこにきらめく太陽とプールがあったから。笑
値切り交渉の落とし穴
日も落ちてきて夕方になりナイトマーケットへ向かうことに。
宿泊していたアオナンビーチ付近からは少々遠いので、これまた宿のトゥクトゥクで向かう。
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タイの屋台というとサソリやトカゲのゲテモノ串焼きがあったりするが、こちらは至って普通の、なんなら少々小洒落たマーケットであった。
この旅でのお土産購入チャンスは5日目にしてようやく訪れた。有給休暇を取ってきた母はここぞとばかりにお土産をたらふく購入した。
ナイトマーケットでは値切るのが一般的だが、この値切り交渉も旅の醍醐味だ。
物価がただでさえ安いので、定価でも十分安価だが無駄に値切る。その店主との一種のコミュニケーションだとも思う。しかし値切ると無駄に購入してしまうのがオチだ。
母がここのマーケットでお土産用に大量購入したバナナチップスは半年後、見るも無惨に出てくることはここだけの話にしておこう....。(それでも母は食べたが笑)
ローカルスーパーに吸い込まれ
屋台でゲットした夕飯を食べていたが、姪のウンチ臭が漂ってきたので、近くのスーパーでオムツを交換することに。
スーパーというか廃れたショッピングモールのような建物内には、食品、服、雑貨などが激安で販売されている。
トイレがある地下には子供服専門のお店がいくつかあり、ちょうど姪が帽子を探していたので、少し覗いてみることに。
日本から持ってきていた姪の帽子はゾウの宿に置いてきてしまっていたのと、やはり帽子がないと薄毛の姪に直射日光は厳しすぎたからだ。
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帽子は結局しっくり来るものがなかったのと、よくよく考えてみたら明日帰国だ。買うには遅すぎた。
帽子がない間姪は、湿った布を頭にまきつけたヒジャブスタイルで乗り切った。布を湿らせて涼むのはゾウの宿の川浴びで学んだ知恵だ。笑
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*ヒジャブ = ムスリマ(女性のイスラム教徒)が頭や身体をおおう衣類
姪の帽子はあきらめたが、ここでもお土産チャンスが到来した。食品コーナーにはベトナム旅行で昔購入して、また買いたいと思っていた激甘コーヒーも置いてあった。これが甘いのだがコーヒーが濃くて美味しい。
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ナイトマーケットよりもこのスーパーでの滞在時間の方が長くなっていたであろう。
翌日は飛行機で日本へ帰国する。
思い残すことはないように各自お土産を買って、トゥクトゥクで宿へ戻ったのであった。
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長いようで短かった家族旅行も明日がいよいよ最終日だ。