結婚報告 病気がちな母に
〜2020年8月26日(水)〜
結婚報告。母。
母は、いい感じにとても喜んでくれて、ホッとした。喜んでくれて、私も嬉しかった。
9月には心臓の手術をすることになっていて、その前からほぼ寝たきりのような状態になっている母は、「生きてても楽しいことないし…」とここ数年は特によく口にしていた。今回のコロナでの外出自粛、自分の体調悪化、さらに生きる意欲が下がってるらしかった。
病院帰りの母に電話して、体調のこと、入院、手術の話を聞いて、「覚悟はできてないけど、まぁなるようになれ、やわな」と土壇場でキモが座る母らしい言葉を聞いてから、切り出した。
「実はちょっと前から付き合ってる人がいるんやけど…。結婚したいと思ってるんよねー。」
「あら。それは嬉しい報告やわ。あんたが決めたことなら反対はもちろんしないし、幸せになってくれるのが一番いいから。おめでとうございます。1人で過ごすのもいいけど、誰か寄り添える人がいるといいんやろうなと思ってた。自分もお父さんがいてくれてよかったと思う。あんたもそういう人がいたらいいと思ってたから、嬉しい報告やわ。彼はどんな人?誰に似てるの?あんたは尊敬できる人じゃないとダメじゃないかって思ってた。そんな人なんかな。楽しみができたわ。旦那さんになる人に会うのを楽しみに、手術頑張るわ!」
よほど嬉しかったのか、また電話がかかって来て、父に報告した様子(実は父には事前に言ってあったんだけど)を嬉しそうに話してた。「お父さん、祝酒やって。なんとも言えん嬉しそうな顔しとったで。」
ホッとした。安心したし、嬉しかった。家族にとって明るいニュースになったみたい。よかった。