会社を勤めを終えた話
⒈ 雇われることからのから解放
さて、やりたいことを選んでいくとどうなるかという実験について。
2020年の年末を持って、米国ブランドのストアマネージャーという責務が終わり、晴れて雇用関係が終了した。
どんな気分かと問われると、際立った気分のUP DOWNはなく、淡々と
「あぁ、終わったなー」という感じだ。
実際、7日に最終出勤が終わり、その後は有給公休を消化していたので、終わったという開放感は最終出勤日だったかもしれない。
今まで、何度か職場を変わってきて、それぞれの場所にそれなりにおもいい入れがあった。自分で選んだ退職にも関わらず、最終日には1人で涙した職場もあった。
さて今回はというと、良い意味で感情はフラットだったように感じる。それは、自分の意思で退職を決めたことに関係すると思う。もちろん、今までの退職も自分の意思であった。しかし今回大きく違うのは、販売からの卒業であることと、自分が挑戦したい異なるジャンル、しかもフリーになるという事である。
開放感と同時に、全て自己責任。まだスタートに立ったかどうかも分からないくらい、右も左も分からない状態。来月の収入はゼロ。はっきり言って貯金はない(笑)。はてさてどうなるか。一つ言えるのは、何だか分からないけれど楽しみだということ。
⒉ 辞めたけど忙しかった
出勤は終わったものの、それなりに毎日スケジュールが入っていて、何もない日は2日間しかなかったことには驚いた。この予定が全部収入に繋がったらどんなに素晴らしいだろう。毎日は充実していて、楽しく過ごしていた反面、顕在意識のお金への不安は、正直あった。スタジオでの生徒さんは、後半に1名きてくれたのみ。現在お世話になっているスタジオとのfeeの配分は、こちらが3割と正直高くはない。12月のfeeは600円で終了と書くと、これからインストラクターを目指している人をがっかりさせてしまうだろうか(笑)
しかしながら、ヨガを伝える場所を探すことがまず大変で、特に地方なので尚更。私はこのスタジオでレッスンを持つことで、伝える練習をさせていただいていると思っている。基盤を作る時期と思っているので、こちらと並行して他の場所や出張ヨガなどの形を2021年に作っていきたいと思っている。
⒊ 人との繋がりへの感謝
有休消化期間を始め、インストラクターをメインにしていくと決めてから、新しい方とのご縁が繋がった。群馬県大泉町で有機野菜を育てているpeaceful tableさんはコロナ禍の仕事が休みの間に、畑を手伝わせていただいていたのだが、ヨガを始めてから縁が繋がった一つ。
体に取り入れるもので、自分の体ができているとヨガを始めて改めて感じている。オーガニック野菜が、生産者の顔がわかる状態で、かつ育て方を学びながら自分の手で収穫し、体験して味わえるのが素晴らしい。一時お休みしていたが、12月に入ってまた活動に参加させていただいた。
また、太田市にあるインドカレー店、yellomoongさんにランチを食べに行くようになった結果、食べに来るお客さんとも繋がり、何ともアットホームで平和な時間を過ごしている。南インドからのマスターと日本人の奥様で切り盛りされており、1度足を運んだだけで顔を覚えてくださっていて、他の常連の方ともご一緒に色んなお話ができて本当に楽しい時間を過ごさせていただいている。
メニューは日替わりの1種類のみ。でもどの日に行ってもハズレなしで、健康的なスパイスと、マスターこだわりの料理は心と身体が本当に喜ぶ料理だと思う。
だから毎日通いたくなる。
その常連さんに、これまた素敵なご夫婦がいて、太田市内で人気のいやしろちというチーズケーキ専門店を開いている。予約優先(ほぼ予約)で、12時までにお店に取りに行けることが必須となる。本当に年中無休で、元旦も営業というから頭が下がる。何より、、、、このチーズケーキが本当に美味しくて、1人で全部平らげてしまいそうになる程。自分の誕生日である元旦に食べたいと思ったのだが、yellomoongで年末お会いした時にお疲れ気味と見えたので、少し落ち着いた頃また買いに行こうと思う。
そしてこのご夫婦の息子さん。ケーキを受け取りに行った際、息子さんが太田市内に関してのyoutubeを作成しており、市内で活動している人の取材などをしていて、色々と繋がりを求めているとの話があり、instagramでの連絡先を伝えてOKかと聞かれることがあった。こちらとしては大歓迎なので、ぜひ興味あればなどと話てお店を後にしたのだが、その同じ日の夜にyellomoongを訪れた際、奇跡的に息子さんに出くわすというシンクロを体験する。結局直接連絡先を交換するという、何とも不思議な体験。ちなみに、同じ元旦生まれw
⒋活動の場所
物事が進む時、流れるように進むことがある。
それは、自分が進むべき道へ、少しずつ心地よく変わっていく。今のところ、私には急激な変化はないけれど、インストラクターへ向けて少しずつ変わっている。
その一つに、活動の場所がある。私はフラ(ダンス)をずっと習っていて、もうそれは習い事ではなく人生になっている。そんな大切な場所で、サロンを開設する際に、ヨガをやる声をかけていただいた。本来、ハワイの文化やハワイに関わるカルチャーを発信するのであるが、先生が声をかけてくれたのである。なので、音楽をハワイアンにしたり、習ったハワイアンハーブの中で手に入れられるものを用意し、レッスン後に振る舞うなどして、ハワイと繋げている。
ヨガを伝えるというテーマを持った時、私の強みとしてフラと繋げたいという思いがあった。フラダンサーのためのヨガを、ハラウ(練習する教室)へ出張で行くなどを妄想し、夢を描いたのである。すると、先生からオンラインの特別講座で、ストレッチ講座をしてほしいと頼まれた。最初、自分にできるのかという不安が大きく出てきたが、これは自分の成長とともに夢を叶える一歩になると思い、すぐにやりたいと返事した。
ヨガで、フラダンサーの役に立てたら、こんなに嬉しいことはない。
1月もスケジュールを組んでくれているので、テーマを考えなくては。
さて長くなったが、ワクワクを選んでライスワーク(お金のための仕事)を辞めてどうなるかの実験。今日の途中経過はここまで。