怪我と光明
この記事はMoney Forward Kansai Advent Calendar 2024の12月23日の記事です。
こんにちは。
マネーフォワードで広報をしているヤトーユミです。ほぼ1年ぶりに自分のnoteを書きます。
さて突然ですが、3日前に右脚ふくらはぎが肉離れになってしまいました。
後述しますが、ダンスの練習中に起きてしまいました。
本当は、このアドベントカレンダーでは違うことを書こうと思っていたのですが、あまりにも怪我したことがショックで。
家族をはじめ、周りの方に多大な迷惑をかけてしまったので、自戒のためにこのnoteを残そうと思います。ちなみに今年の怪我は今回が2回目です…
※痛い表現が苦手な方は注意してください。そこまで直接的には書いていないですが…
そして、まとめとして最初に書いておきますが、言いたいことは
自分の体の声を聞いて、ちゃんとそれに応えよう
ということです。頭じゃないです、体の声です。
2024年にはじめた趣味について
趣味と書いていますが、具体的にはトレイルランニングとダンス(HIP HOP)です。
トレイルランニング
ランニングはもともと5年くらい前からゆる〜く続けていました。トレイルランニングも何回かやったことはありましたが、年に1回いくかな程度でした。
2024年はちょっと運動不足気味だったので、それを解消するために、ランニングをちゃんとやろうと思っていた中、そんな時タイミングよく、前から気になっていたトレイルランニングショップの練習会の募集を見つけました。
走る距離も増えそうだし、知らない場所(山)も走れそうだし、苦手だった登り坂も克服できそう。でも土日の練習会の参加や、そもそもランニングサボり気味だった自分はついていけるのかな…
とか思ったのですが、迷ったら飛び込むタイプなので、応募。
4月からトレイルランニングの練習をし始めました。
私が住んでいる京都南部は山に囲まれています。トレイルランニングするにはピッタリ。
月に2回ほどある練習会で走る場所も、課されるトレーニングメニューも割とハードです。ちなみに12月は「毎週走行距離35km以上、累積標高600m」 (もうちょっと他にも条件があります。徐々に距離が伸びて今月は35kmになってます)
とか、仕事をしているとかなり頑張らないと達成できないメニューですが、なんとかトレーニングも重ねて、徐々に走力もついてきた実感があります。
ダンス
今年始めたこと、もうひとつがダンスです。HIP HOPダンスを習っています。
実はダンスは子どものころからめちゃくちゃ苦手でした。地元の「のんのこ踊り」(皿踊り)ですらうまくできなくて、体育のときのダンスは苦痛でしかなかったです。
ちなみにランニングも苦手だったので、学生時代の友人に「走ってる」「踊ってる」というとかなり驚かれますw
じゃあなぜ始めたかというと理由はふたつあります。
ひとつは娘と共通の趣味を持ちたかったこと。ゲームとかも一緒にやるんですがそれは私の趣味でもあるので、娘が自分で頑張りたいと思ってやっていることを理解して、一緒に楽しみたいなと思っていました。
もうひとつは、娘の友人のお母さんたちの存在です。年末にある娘のダンスの発表会で楽しそうに踊っている姿がめちゃくちゃカッコよかったんです。
去年の発表会の後「来年は一緒にやりましょうよ〜」と言われて、迷ったら飛び込むタイプなので今年1月に即入会。毎週金曜日に行ける時は練習に参加しています。
新しい趣味にのめりこんだ理由
どちらも「とりあえずやってみるか」という感じで始めてみたものの、しっかりのめり込みました。どちらも楽しいんですが、ちゃんときついです。
山を走る前は毎回ドキドキと不安があるし。ダンスも振りが覚えられないし体が動かないし。毎回終わった後はどちらもクタクタになります。
でもランニングのほうは、教えてくださるショップの方も一緒に走っている方も素敵でおしゃれ。かつ高いレベルで努力される方がいることが刺激になりました。新しいウェアに結構お金をかけたのは内緒。
私自身も、新しい場所・自然の中を走れる喜びと、徐々に自分のタイムが早くなること、苦手だった登り坂を克服できている感覚がありました。
Stravaでランニング記録をつけていますが、目で見えて成長する実感が得られて、走った後はニヤニヤとStravaを眺めていました。
ダンスも、娘に教えてもらえる嬉しさがあります(圧倒的に娘が上手!)。あとは、一緒に踊っているお母さんや先生と、お互い下の名前で呼びあってみたり、なんか青春っぽさが良いんです。かれこれ15年くらいは得られていないかった、放課後・部活感がそこにはありました。
そして怪我
1回目の怪我は9月。京都にある大江山のトレイルランニングの大会に出た日でした。
距離的には20kmくらいのレースだったとは思いますが、3つの山を縦走するレース。最初にガツンと上りがあるし、関門も結構シビアな設定でした。
詳しくは割愛しますが、このレースの途中から足が攣る感じがあり、一つ目の山を登った直後に転び、手のひらを岩場で切ってしまいました。
その後もなんとか走ろうと思ったのですが、そこから数キロ走った後に両足を攣って動けなくなってしまいDNF(ゴールできないこと)。しかも切った箇所は数針縫う羽目になってしまいました。1ヶ月くらい手が不自由でしたし、今も痛む時があります。
この怪我はどうして起きたかというと、気持ちの焦りと力不足だったこと。「足がなんか攣りそう、やばいかも」という感覚はあったのに無視して、走り続けてしまいました。
この時、同じ練習会に参加している方何名かと一緒に走っていたのですが、自分だけゴールできないのが嫌だったんですね。
結果、足が攣る以上の怪我につながってしまいました。
違和感を感じた時、自分の走力が足りないことを認めて、相応のペースで走るとか、休憩して潔く関門で終わるとか、もっと言えばリタイアしてもよかったかも。と今となっては思います。
でも、手の怪我だったのでランニングもダンスは1週間ちょっとくらいで復帰できたので、あまりそこで反省し足りなかったことが次の怪我につながってしまったようにも思います。
ふたたび怪我
そして怪我も治った12月。
12月下旬のダンスの発表会、1月にあるトレイルランニングのレースに向けて、どっちも追い込みをしていました。
仕事でダンスの練習に行けない日もあったので、ダンスは早朝など空いた時間にやったり。
12月の中旬くらいからアキレス腱の上あたりがつっぱる感じが出てきました。でも、多少の痛みくらいあるもんだ、と思って完全に無視していました。
そしてちょうどこのnoteを書いている1週間前、長距離の練習を兼ねて50kmを走りました。走っている途中は同じく痛かったのですが、それ以上に内臓と足の裏が痛すぎて、それどころじゃなかったです。
50kmも完走でき、リカバリーでランニングは少し控えていましたが、ずっと右足が痛い状態。
でも歩けるし走れるからなんとか大丈夫かな〜とか思って参加した発表会直前(2日前)最後のダンスの練習中。奇しくもランニングマンをやっている時に「ぶちっ」という音が聞こえてふくらはぎに激痛が走りました。
「終わった」
と予想した通り。翌日病院に行くと肉離れと言われ、「歩けてないからしばらく安静に。発表会は無理だろうね」とのことでした。
年に1回だけのダンスの発表会直前だったのですが、出れませんでした。どうなるかわからないですが、来年の1月のトレイルランニングのレースも出られるか微妙です。
ダンスで一緒に練習している皆さんにも先生にも迷惑をかけたし、家族にも心配をかけて申し訳ない。そして自分も悔しいし悲しいし。
なんでこんな長距離走ってしまったんやとか、痛いところのケアちゃんとしなかったのかとか、足痛いのにダンスも練習参加しちゃったんだろうとか、頭は(今もやや)ぐちゃぐちゃです。
昨晩、ダンスの発表会へ応援にいきましたが、みんなのかっこいい姿を見れて嬉しかったですが、やっぱり、あそこで踊りたかったです。
気持ちも大事だけど
自分の体の声、むしろ悲鳴を無視し続けて、懲りもせず2回も怪我をしてしまいました。
冒頭にも書きましたが、
自分の体の声を聞き、それに向き合い、ちゃんと応えること。
実際、ちょっと足や体が痛いから練習を休むのは、恐怖でしかないです。ちょっと休むとコツコツ積み上げてきた走力や、ダンスの振りを忘れたり、努力が崩れちゃう感じがします。
私自身、あまり自己肯定感が高くないので、仕事でも趣味でもなんでも「できないことができるようになる」「成長実績が見える」ことに喜びを感じます。なので、多少の無理は買ってでもやりたい人間です。
特に、大人になると成長実感を得るのが難しいので、趣味で新しいことを覚えたり成長を得られることに喜びを感じていました。
でもこうやってがっつり怪我をすると、当然ですが少し休む以上にもっと何もできないし、復帰に時間がかかって積み上げが下がっちゃう。
何よりも周りへの迷惑かけてしまうことがつらかったです。ランニングもダンスも1人でできることではありますが、いつもフラフラ好きなことをしてるのに応援してくれる家族や、一緒にいてくれる仲間に心配をかけることが何よりもつらいです。
ちゃんと休む大事さに、痛いほどこのことに気づけたことが、唯一学びと今後の成長になったと思っています。
このnoteを読んでくださっている皆さま。
体は疲れていないですか?
痛いところはないですか?
どこか不調は感じていないですか?
2024年ももう終わりですが、
改めて自分の体の声を聞くきっかけになり、2025年も健やかにお過ごしいただけたらと思います。