見出し画像

弱点

ふと目に留まったネット広告のティーポットをうっかりクリックしてしまい、ずぶずぶとお買い得攻撃に引き摺り込まれました。
絶対に100%1等賞が当たる(はずの)クジを引いて、10,000ポイントバックという特賞(とやら)が当たり、残りわずか600ポイントですというわけです。

あと600円の商品を買えば良いわけじゃなくて、5%のポイント還元なので、結局3万円ほどを購入する必要があることは、2個目の商品を購入した後でした。
く〜〜〜やられたよね。
とはいえ、ワイヤレスのイヤホンは欲しかったから良いんですけどね。

それで次から次から無料オファーのメールが届きます。
あんまりしつこいから、無料だしまあ良いかと商品を選んだら、5,500円以上の商品を買ったら、この無料の商品が付いてくるよ、ということでした。

あーもう。
うっかり買ってしまうところでした。
最初に買った商品は無事に届き、問題もなかったので、アプリを削除しようと思いつつ、次にどんな攻撃を仕掛けてくるのか、見てみたい気もします。

中国人の富裕層は、買った商品を置いていくためのタワマンを所有している人が多くいると聞き及んでいます。
こういう手法で、際限なく買い込んでしまうのだろうなぁ。
来日してのリアルな爆買いだけではなく、Eコマースでも中国サイトはかなりエグいです。

最近はAmazonでも、マーケットプレイスでの商品が増えてきています。
公式サイトからの購入に限定しているつもりですが、大陸から荷物が届く場合もあり、primeって書いてあるのになぁと、複雑な気持ちになったりもします。

今のところ、詐欺のようなサイトでの被害に遭ったことはありませんが、夫は2〜3回やられています。偽トロイの木馬にもやられたことがあります。
気をつけてね、中高年のおじさま。

リアル店舗で二つ買ったらさらに10%オフのような商法には乗らないようになりましたが、インターネットのお買い物の防御力が甘いです。
昔からそのような傾向があります。
比較検討していると、だんだん脳みそが溶けてくるような感覚になります。
そんな時には、一旦落ち着いて、サイトを閉じるとか、その場を離れるとかしたほうがいいですね。
それから、ひとりで決めずに家族に相談するとか、友達に聞いてみるなど、催眠から覚めることを自分に促すようにしたら良いと思います。

インターネットで検索したり、Eコマースのサイトを開くと、その後いろんなところで、それに関連する広告が出てきます。
時折引き合いに出す「マイノリティーレポート」の世界が現実になっていて、ちょっと怖いです。

うっかり買ってしまったこのポットは、それでも具合が良いです。
上に茶葉を入れて、お湯を注いで、抽出したら蓋を回して、マグネットが合わさると、下にお茶が落ちていきます。


右側に見えるメタルのポールが上の蓋の磁石にくっついて、中央の注ぎ口が開く仕掛けです。
うっかり買ってしまったけれど、意外と愛用しております。

買ったサイトがちょっとうるさ目なので、リンクは貼らないでおきます。

いいなと思ったら応援しよう!