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湯布院で音楽に触れる、6月の土曜日

6月の土曜日。湯布院へ車を走らせる。
温泉でもグルメでもなく、リサイタルのために出かける湯布院。

湯布院駅から見る由布山

由布山は山頂が雲に隠れてる。ちょっと暑い。
由布院駅の待合室はアートホールと呼ばれ、月替わりの作品展が開かれています。待合室なのでもちろん入場料はかかりません。

由布院駅アートホール

6月は大分市の写真家 竹内康訓さんのおおきな木のものがたり。
リサイタルの時間まで、美しい木の写真を楽しむ。

スウィーツトレイン或る列車が構内に

アートホールの窓からは、或る列車が見える。
写真を撮っている観光客がいっぱい。
金と黒の美しい列車。美しい。

時間時間。ラックホールへ行かなくちゃ。
カウンターテナー 村松稔之さんのリサイタル。
京都出身の村松さんが、10年ほど前から小林道夫先生にレッスンを受けるために足を運んでいた湯布院。10年の時を経てその小林先生のピアノ伴奏で演奏会を開くことになったそうです。勉強したいと思っていたブラームスの4つの歌曲を始めR.シューマン、山田耕筰、團伊玖磨の作品を美しい声で歌いあげてくれました。本当に美しい声。うっとり。すごい。

素敵な土曜日になりました。

村松稔之さんを囲んで



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