滑舌教室2023①
公民館で昨年行った滑舌教室を今年度も担当できることになった。
昨年は定員割れして公民館長さんも生徒として参加してくださった滑舌教室。長いマスク生活で衰えた口周りの筋肉を鍛たいという人は、あまりいないのかな?滑舌教室という教室の名前がいけないのだろうか?魅力が感じられないのだろうか?など、疑問が沸き起こり悩んでいたものの公民館のスタッフさんの熱意で今年度も開講が決まった。
今回は定員を一名オーバーとのこと。一名なので参加してもらうことに。
第1回目でみなさんに参加理由を聞いてみた。
一番若い大学生さんは時間が出来たからなんとなく参加してみたという理由。若い年齢層の方は、インターネットで会議やお客様と接する機会が増えたことによる困りごとを抱えていた。ZOOM会議だと「もう一度いってください」とか「聞こえません」と言われることが増えたらしい。また、職場で動画を作成する機会が増え、自分の声を聞いてがっかりしたからという方も。
年配の方は、コロナで外出の機会が減って話す機会が少なくなったこと。声が出しにくくなったこと。旦那さんと二人の時間を持て余してしまったことなどが理由のようだ。
先ずは、肩、首、上半身の緊張をほぐすため軽くエクササイズを行う。
腹式呼吸の練習。声の出し方のイメージ。母音の口の形の確認。あいうえおのエクササイズ。舌のエクササイズ。早口言葉の1時間。
あっという間に1週間が過ぎて、今日は2回目。
時間通りにスタートすると前回お話ししていたので全員時間前に集まってくれる。すばらしい。
2回目も軽いエクササイズで上半身の緊張を解いて、腹式呼吸を確認。
姿勢を正し、ゆっくりと声を出す。口の形、舌の位置、唇の動きを確認しながら50音を丁寧に発していく。少し笑顔でとお願いし、楽しい雰囲気で発声していく。
1時間のレッスンのちょうど真ん中で、毎回お楽しみブレイクを行う。
2回目は、聖火ランナーを体験しよう。
みなさんに、聖火ランナーのトーチを実際に持って少し歩いていただく。
トーチの値段をあててもらうクイズを出し、みなさんに聖火ランナー気分を味わっていただいた。
ブレイクのあとは、早口言葉。
しゃしゅしょの入った早口言葉に悩んでいる方が多かった。
みなさんに満足していただける成果がでるように、あと8回頑張ります。
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