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人工妊娠中絶について考える

わたしは大学最後の21歳のとき
年上の彼氏と同棲してた。
1人が寂しくてかまってちゃん
彼氏に依存してた。

彼氏がいないと何もできなくて
支えてもらってると錯覚して
彼氏がスロットにいくお金を貸したり
ご飯作って待ってたり
掃除したり尽くしてた。

同棲1年くらい過ぎて
彼氏の子を妊娠してしまった。
本当は喜ぶはずなのに
お金もなく就職先もまだ決まってないわたしだったから不安と恐怖に押しつぶされた。
彼氏に伝えると結婚はできないと言われた
産んで欲しいとも言われず
産むならわたしの実家にサポートしてほしいと
とにかく彼は自分で責任とれないと。

わたしは自分勝手だけど産みたくて、母親に相談。
言語道断!挨拶もこない彼の子を産むなんてありえない。シングルで生きてくのがどれだけ大変か母親が1番知ってた。

実家にも帰れない、お金もない。
私は授かった命を中絶した。

妊娠5週目
米粒ほどの大きさ。この頃には、中枢神経や心臓のもと、手足や目、耳の原型などが作られている。
一部の海外では中絶は殺人罪にとわれる。
日本では母体保護法で守られている。
ひとつは、母体の健康上、妊娠の継続または分娩が困難な場合または経済上の理由がある場合。 もうひとつは、暴行もしくは脅迫によって性交の抵抗・拒絶することができなかった場合。

麻酔がきれる頃、吐き気に襲われた。
私は喪失感でいっぱいになった。
自分勝手な自分を責め続けた。
親のせいにして生きていたバチが当たった。

なぜ女性ばかり悲しい思いをしなきゃいけないんだろう。なぜ痛みを伴って苦しい思いをいなきゃいけないのか。
女性にしか子供が産めないから。

わたしと同じように女性に悲しい思いをしてほしくない。
喪失感を埋めようとして
何度も何度も忘れようとした。
違う誰かになりたかった。なれなかった。

子供のこと覚えているのはわたしだから
忘れなくていいんだよ。
水子供養の住職に言われたかな。
水子は母の幸せを願ってると。


わたしはわたしのままで
第一子の分まで幸せに生きると決めたよ。

いつかまた出会えるように
ほんの少しでもわたしのお腹の中にきてくれて
ありがとう。


もう1人で頑張らなくていい。

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fkote.5978.yumi01@gmail.com

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