2022年エイプリルフール企画のクリエイティブ分析!

4/1はエイプリルフールでした。
毎年多くの企業が参加しますが、今年もたくさんの企業が企画を行なっていました。
そのなかで気になったもの、考えたことを書いていこうと思います。

1. SUBWAY「サササンド」

まずはハンバーガーショップ「SUBWAY」の
「パンダ向けに作られた限定のサンドイッチ・サササンド」です。
こちらは、画像のように長いLPのようになっていて、
とても手が込んでいて完成度が高かったです。
最後は、本物のクーポンや商品へのCVがあり、
ネタとしてだけでなく商品へちゃんと誘導しているのがすごい。

画像2


2. 鯱バス「どこにも行けない?!」バスツアー

名古屋のバス会社「鯱バス」では、バスツアーなのにどこにも行けない、
降りられないというツアーをするというもの。

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こちらはエイプリルフール企画として本当に実施するみたいです。
ノリで本当に実施する感がいいですね。

値段は「バスやさん」で8,283円で高めですが、
バス好きから需要がありそう。
飛行機のチャーターイベントと似ているのではないでしょうか?
ちなみに催行は6月で、その時にはエイプリルフールのことを完全に忘れてそう。

エイプリルフールの企業参入の問題点

・炎上リスクがある(たまに炎上している企業がある.....)
・明らかに嘘だと分からないとユーザーを混乱させる?

セガのSNSでは、嘘をつかない企業・個人のための配慮の
投稿がありました。

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余談:エイプリルフールの企業PRについて

プレスリリース配信サイト「PRTIMES」では、「4/1を夢があふれる日にしよう」というプロジェクトを掲げ、「April Dream」という特集が組まれていました。

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嘘を「夢」というプラスの言葉で捉えていて
良い企画だなーと思いました。

ものを世に出す仕事をする人にとっては、
嘘によって人を傷つけることのないようにしたいですね。


クリエイティブについて

デザイナー目線でいうと、各クリエイティブも
影の使い方とか、合成がナチュラルで見習いたいところがたくさんありました。

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(2021年:はなまるうどん)

本物の小さいマスクの上にお揚げを合成しているのかな〜とか

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(2022年:SUBWAY)

これはメロンソーダの中に笹を入れている?

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(2022年:SUBWAY)

バンズと竹の影の具合がちょうどよくてマッチしてますね


トレースしてみました

本当は自分でエイプリールネタを考えて、作ってみようと思ったのですが
思い浮かばなかったため......。 SUBWAYのものをトレースしてみました。

スクリーンショット 2022-04-06 15.23.16


パンダの素材などが少なく難しかったのですが、
馴染むように素材を組み合わせることで、嘘であってもより
「本物っぽく」作れるんだなと思いました。

今後も季節クリエイティブには注目していきたいです。

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