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素直な自分の気持ちを受け止めて

いま、どうしてもあなた自身の、
感じたこと、素直なままに書いているというより、
どこかセーブして書いているような印象も受けて、
そのリミッターを外したらどんな、
文章になっていくのかも知りたいと思った。

言葉の企画第4回目、テーマ「エッセイ」
私のエッセイに対する阿部さんの講評。

中島さんはなんだか、着ぐるみを着ているみたい

先日言葉の企画生Yさんが、私を心配してかけてくれた言葉。
本当に自分の言葉で、自分の言いたいことを言っているのかな、
と疑問に思うときがあるとのこと。

デザイナーに、クライアントや営業さんからの修正箇所を伝える時、
〇〇さんにこう言われたって絶対言わないこと。
自分でまず咀嚼して、自分の言葉として
修正点を伝えること。

会社の先輩Mさんからのアドバイス。


どうやら私、最近、自分の意見や想い、
ちゃんと相手に伝えられていないみたいだ。
事実を咀嚼して、
自分なりの意見を添えて伝えることもできていない。


数年前までは、嫌われても、おかしいと言われてもいいから、
自分の意見を述べていた。
もし間違っていたら、そこから議論して直せばいい。
ただまずは素直に想いを伝えるというルールを持っていた。

いつから自分を表現することをセーブし始めたんだろう、
と思い返してみる。


今の会社に転職してからのような気がする。
(ちなみに今の会社が悪いわけではない)

1年半前に転職してから、
私がやってきた、やっていることは、
正直自分が今まで苦手としていたこと。

着実にプロジェクトを進行し、
実現させること。
きっかけ作りは得意だけど、
きっかけを作ったあとプロジェクトを実現させる力が足りない。
その力をつけるためにも、プロジェクト実行を主とする会社に転職した。

でもそれは、
今までの自分のやり方や考え方を
否定し続ける毎日の始まりだった。
自分に足りないこと、
間違っていること、
今まで表面化していなかったことがいっぱい出てきた。
いつしか自分の考えや想いすら、
なんだか全てが間違っているような気がして。
そう思い始めたら自信がなくなって、
わざわざ熱くなって自分の意見を言わなくなった。
それが普通になってしまった。

1年半前までは自分の意見を素直に言い過ぎと注意を受け、
今はもっと自分を出すべきとアドバイスをもらう。

改めて自分を問う時期がきた気がする。

おそらく私に足りなかったことは、
素直な自分の意見を真っ向から否定することではなくて、
素直な自分の気持ちを受け止めて
それをどう伝えるかだったのかもしれない。


言葉の企画に行き始めて、
阿部さんや企画生のみんなの
言葉の使い方や伝え方に教えられることがたくさんある。

伝わるように伝えたか。
話を聞いてもらえるような工夫はしたか。


「君は本当にコミュニケーションが下手やな。」
「伝え方が9割やで。」

先輩Mさんの言葉。
どこかの書籍から持ってきた、
その言葉。

今の私に染み入ります。

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