CFA level1試験を終えた感想
まだ合否はわかりませんが、CFA level1との闘いが一旦終わりました。
私は金融機関勤めで、とはいっても仕事内容は金融といっていいのかレベルの事務方です。あまり仕事は忙しくなく、時間がありあまっていたので、何か勉強してみようと思い、手始めにとCMAの勉強をしはじめたのが2023年の春です。その後、勉強が楽しくなってしまい、他にも資格を取りたい欲が出て、ひょんなことからCFAという資格を知り、CMAの2次の勉強までの間の半年くらいでちょっとやってみるかと思って申し込みました。結論ちょっとやってみるかというノリで対応できる資格ではなかったんですが、気づいた時にはもう遅く、全力でCFA journeyをしましたw
ざっとタイムテーブルとかやったこととかは下記です。
*2024/1〜2
CMAの合格記を探しているとCFAの合格記もよく一緒にヒットしたりするのでそこで存在を知り、興味を持つが、純日本人の自分にはまず無理だろと思っている、けど英語ができない人や英語はできても金融知識が全くない人でも取得している方の合格記を拝見し、もしかして自分でもできるのか?と憧れが強くなっていく期間
*2024/3
証券アナリスト(CMA)1次試験の試験すらまだなのに、「CMA1次は春で一発合格できるっしょ、そしたら2次まで少し時間があくからその期間でCFAだ」と勢いでCFAのホームページから11月試験で登録してしまう。CMAがダメだったらCMAの秋試験・11月のCFAどちらも同時並行でやるぞと思っていた(今思うと無謀な挑戦すぎるwww)
*2024/4
日本の証券アナリスト試験(CMA)1次が終わる。CMAの結果発表は6月。早速CFAの勉強を始めるかとも思ったが、CMAで統計学に苦手意識があることがわかり、そしてCFAでも統計学があると知り、多分理解しないとCFAなんて英語で問題出るわけだしわかるわけないだろとなぜか強く思い、一回本腰を入れて統計学を学ぼうと統計検定2級の勉強をはじめる。
統計検定なんてやってないでCFAの勉強を早くはじめたほうが良かったのでは、とも思いますが、でもこの時の自分の判断にはけっこう感謝していて、統計検定の勉強はCFAに大いに役立ったと思います。quantity methodsと統計検定2級は範囲が被っている部分が多いです。実際そこまで勉強しなかったものの、mockで常に8〜9割quantity methodsはとれてました。こういう科目の存在は心の支えにもなったので、今となると統計検定受けて良かったな〜と思います。
*6/6
CMA1次合格発表:3科目合格。ここで不合格科目があったらCMAの勉強も同時進行するぞとか言い出す予定だったので本当に受かってよかった
*6/中旬
TAC申し込み&会社補助が一部出るようなのでschweserのessentialも申し込み
*6/23
統計検定を受験し、合格(受けた直後に結果がわかる)
*6/24〜11/18
CFAの勉強
勉強は9月前半くらいまでを目処にTACの受講を終わらせ(塩谷先生神)、そこからはひたすらschweserのQbankをやりました。Qbankは直前まで何周もしていて、試験直前の1週間で1周したときは、どの問題がきても8割は堅く、ラインナップが良ければ9割手前くらいでした。
10月中旬くらいからmockを解き始めました。schweserのmockはtacで解説講座があって(石川先生神)、全問ではなくピックアップされた問題の解説なのですがそれがすごく良かったです。協会のPracticeは難しくて途中で諦めてしまいましたが、それでも直前にやった協会mockで7割付近取れていたので、level 1においてはそこまで協会practiceにこだわらなくてもいいのではと思います。(まだ合格したわけではないので落ちてたらやったほうがいい)ただ、協会mock独特の言い回しだったり、「こんな英単語見たことないぞ」「schweserでこんなんやったっけ!?」という問題もあり、時間が許せば協会practiceもやったほうがいいと思います。これは落ちても受かっても次に受けるCFAでは改善点です。
今回のCFA試験の反省点ですが、何より勉強期間が足りなさすぎました。仕事はそんなに忙しくないし勉強時間もつくれるからいけるだろうと余裕ぶっこいてましたが、統計検定が終わった6/24〜11/17で、5ヶ月弱の期間でやれるだろと思ったのはなめすぎでした。範囲は広いし、何よりCMAで多少の知識はあるといっても英語においてはI have a penレベルで小学生以下です。何より嫌だったのが、試験1ヶ月前くらいから焦りから家事が全然できなくなってしまい家がめちゃくちゃになりまして、シンクは洗い物だらけ、床は掃除機を何日もかけておらず髪の毛だらけ、洗濯が間に合わず2日前に着た服を掘り起こして会社へ行っちゃう、お風呂場は黒カビだらけ、食事は外食続きでQOL最悪でした笑。同棲している彼氏氏が家政婦と化してしまっていて本当に申し訳なかったです。(本人ここ見ているので)本当にありがとう。次に受けるCFAがlevel1なのか、level2なのか分かりませんが、もう少し時間に余裕をもって、できれば1年弱くらい勉強してから行きたいです。
また、私実は協会のpraactice problemsを途中で放棄し、schweserのqbankを4~5周する戦術で受験しました。協会のLESを最初使っていたのですが、これが自分的には使いにくくて、1回解いた問題の解き直しがしづらいとか、問題の該当部分の解説が教科書でどこに該当するかよくわからないとか、難点を感じてschweserのほうが使いやすいなと思ったためです。正直どの方の合格記を見ても、特に最近の方だと協会のpracticeをやらずに受けている方はほぼいらっしゃらないと思います。私もそこは分かってはいて、schweserのqbankを完璧にしてから協会のほうにいこうとは思っていたのですが、完璧にいつまでたってもならず、かつschweserのほうが使い勝手が良いので、結局schweserばかりやってました。受験当時はlevel1を受けた方の受験記ばかり見ていましたが、level2・特にlevel3を受けた方の合格記を拝見していると、今後は公式が提供してくれるコンテンツが重要そうですよね。ここは次のレベルにいくうえで、公式とそこまで向き合わずUIのやりやすさだけでschweser一点突破にしてしまったのは反省点だなーと思います。
ざっと戦歴のスクショも記念に貼っておきます
▶️公式のmock(試験2~3週間前くらいから着手)
▶️schweserのmock(試験1ヶ月前くらいから着手)
▶️qbankの結果(4~5周はしてる)
▶️協会practiceの結果(CIで記述問題が出たあたりで嫌になってきて放棄、試験前にmockで結果が悪かった科目だけ1周)
英語に関して、私は大学でも仕事で英語を使わず、もう何年も英語に触れない生活をしていて、そこからいきなりCFAなので、最初はキツかったです。でもやっていけば(今でも読めない問題は意味不明だけど)どこかで急激に読めるタイミングが来るはずなので、英語の勉強を別途したりしなくていいと思います。最初無駄に英単語帳とか作ってましたが無意味でした 笑
勉強にはChat GPTにだいぶお世話になりました。mockやqbankの英文をコピって「翻訳して!」と言ったらすぐ翻訳してくれるし、level1の問題くらいなら「解説ちょうだい!」といえば(たまにデマも言うけど)基本はちゃんと解説を言ってくれます
合格発表はおそらく来年の年明け?のようなのですが、とりあえず私は次は証券アナリスト/CMAの2次に切り替えて動き出そうと思います。あとは今更ながら公式のcfalevel1のテキストを買ったので、それもちょっとちゃんと読みたいな。その後、level1なのかlevel2なのか分かりませんが、CFA journey再開ですね。でもどちらにせよまだまだ勉強する日々は続きそうです。今後も頑張ります☺️