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トゥースフェアリー〜歯の妖精

まもなく7歳の長女、今年になってから歯が抜け始めた。お友達の中には、4歳頃から抜けていた子もいるようで、6歳になってからは“早く抜けてほしい”と、グラグラチェックをする毎日。

お友達とこんな会話をしていたことも。
How many teeth have you lost so far? I lost four and I’ve alredy got a grown up tooth!
(ここまで歯、何本抜けた? 私は4本。それで、もう大人の歯も生えてきた)
※歯一本はTooth 一本以上はTeeth
※grown up tooth=大人の歯

その度に長女は、
I haven’t lost any but I got few wobbly teeth...I think.
(まだ抜けてないんだけど、グラグラしてるのはある…と思う)
※wobbly=グラグラ

と答えていた。

グラグラし始めたと言ってはそうでなかったこともあったけど、ついに今年の夏、長らくグラグラしていた下の歯が抜けた。

イギリスの子供達は歯が抜けるとトゥースフェアリー(歯の妖精)が来ると信じている。枕の下に抜けた歯を置いて寝ると、夜のうちに妖精がやってきて、コインやプレゼントと変えてくれるということらしい。

長女もお友達から話を聞いていたのもあって、ウキウキで枕の下に歯を仕込み、床についた。

夫と話し合って、初めての一本なので、1ポンドコイン×2と手紙をあげることにした(普通はコイン1枚らしい)。

朝目覚めて大よろこびの長女

夫作の手紙はこんな感じ。
Losing your first baby tooth is a very important step towards becoming a big girl. Congratulations, love from tooth fairy xxx
(最初の乳歯が抜けることは、成長するうえで、とても大事な一歩です。おめでとう! 愛を込めて。トゥースフェアリーより)
※xは手紙やメッセージで多用されるキスの意

ちなみに、4本目の歯が抜けた時、食事中だったため、マグカップに入れていた長女。私がそれに気がつかず、食器洗浄機に突っ込んでしまい、寝る直前に歯がないと大騒ぎ。「トゥースフェアリーがこない!お金をもらえない!」と涙を流しながら訴えるので「手紙を書けばわかってくれるよ」と勧めたところ、その日は冒頭のメモを握りしめて寝ていた。

Dear Tooth fairy, sorry but I put my tooth in a cup.
(親愛なる歯の妖精さんへ、すみませんが歯をカップに入れてしまいました)

心の底からトゥースフェアリーを信じきっている6歳。なんともかわいい。最終的には食器洗浄機を止めて大捜索したら、見つかってよかった。

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