見出し画像

同感です

イギリスで人々がメッセージを交わし合うのに使うアプリといえば、WhatsApp。

親しい友人のグループ、仕事のグループ、子供のクラスの親グループなど、さまざまなチャットがあり、日々メッセージが行き交う。イギリス版LINE。聞いたことがなかったようなリアルな英語表現が多く交わされるのでとても勉強になる。

先日、娘たちが通う小学校で、PTA主催のハロウィンイベントがあった。有志ボランティアの企画にも関わらず、すごくよく考えられていて、子供達もとにかく楽しそうだった。

次の日、娘のクラスのWhatsAppチャットに、ある親御さんからこんなメッセージが入った。

Hi reps, we just wanted to say how much we all enjoyed the Halloween Walk yesterday. It was so well organised and great fun for the children. Please can you pass on our thanks to the PSA x
(学級委員さん、こんばんは。昨日のハロウィンウォーク、ものすごく楽しめたと伝えたくて。よく計画されていて、子供達にとってもすごく楽しいイベントだった。PSAのみなさんに、どうぞありがとうと伝えてください)
※repsはparents repsのことで、日本でいう親代表。学級委員
※PSAはParents Stuff Associationの略。PTAのこと

そして、他の親御さん数名がこう続いた。
I second that! Absolutely brilliant event - thanks so much!!! Xx
(同感です!とっても素晴らしいイベントだった。どうもありがとう!)

Ditto! Kids had so much fun! Thank you to PSA x
(同じく!子供達すごく楽しんでた!PSAに感謝)

Likewise. It was brilliant!
(同意します。素晴らしかった!)

・I second that
(I と thatが省略されて“Seconded”と受動態で、一語のみで使われることもある)
・Ditto(読み方はディト)
・Likewise
・Same here
これらはすべて“同じく”と、同意を表す表現。メッセージのやり取りで、とてもよく使われている。

私も意味が分かってから多用している。なんだか脳がつかれていて、気の利いた文章が思いつかない時は、他の人に乗っかってDitto!I second that!と言っておけば間違いない。

ただ、上の↑ように全ての同意表現が出揃ってしまうと、その場合には少し困ってしまう。別に、同じ表現を使ってはいけないという決まりなどない。普通に前の人に続いてLikewiseとかSecondedと言えばいいのだけれど、繰り返しすぎると嘘くさく聞こえるかな?とか、違う表現で伝えた方がスマートかな…とか気にし出してしまうのだ。

それを夫に伝えたら「そんなこと気にしてるの君だけだよ」と一蹴された。多分そうなんだろう。笑

いいなと思ったら応援しよう!