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10/31文化財ウィーク 梅田明王院へ行きました

一昨日は性翁寺、昨日は西新井大師、今日は梅田明王院へ行きました。
三日連続、頑張りました。どこも足立区内で片道30分以内だけど。

「如意輪観音像」素晴らしかった。穏やかな表情と佇まい。室町時代に作られた寄木作りの小さな仏像でした。

東京都指定有形文化財でもある同院所蔵の如意輪観音像は、像胎内に「願主直空 作者法眼院秀 応安二年大呂十七日」の銘があり、室町時代の彫刻としては作者や製作年代が明らかな点で貴重である[3]。いわゆる院派仏師の作風がよく伝わっており[1]、当初は6本の腕があったと推測されるが、現在腕は2本のみが残る[3]。なお、レプリカを足立区立郷土博物館で見ることができる[4]

※ 郷土博物館は現在修理の為、令和7年3月まで休館しています。


頭の上の飾り髻(もとどり)は無くなり作り足したとのこと。
左手の脇の下の穴は、明らかに手を差し込むためだ。
本来6本だが現在の3本の手でも言われなければそれほど不自然ではない。
額には水晶が埋め込まれていると解説の人に聞いた。
下からの角度で見ると、眼もわずかに光っている、

如意輪観音は、如意宝珠と法輪の力によって衆生の苦しみを除き、富や願望をかなえるとされる観音です。六観音の1つに数えられ、智慧、財福、福徳授与、安産、延命などのご利益があるとされています。

如意輪観音像の特徴は、片膝を立てて坐り、6本の手を持つ六臂像であることです。六本の腕は地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道の六種の世界(六道)を表しており、その世界の生きとし生けるすべての者を救う大悲大慈を現しています。

如意輪観音の額には、白毫相が描かれています。
白毫相(びゃくごうそう)とは、仏教用語で、仏の眉間にある白い巻き毛を指します。仏の三十二の身体的特徴の一つで、「悟りの目印」とも呼ばれます。
仏像では、白毫相は水晶などをはめ込んだり浮き彫りにしたりして表現されます。お釈迦さまの慈悲の光りを表すと言われています。

AI

お寺を一巡りしてみました。

本堂

右側手前の手水舎 立派だ

奥に見えるのはが「回向堂」
右手が本堂になります
八彦堂 
八彦尊は咳止めに効験ある神様
八彦宮にかかる額2枚

座っているお地蔵様? 笑っているお顔が良い。

鐘楼堂

石塔が集められている。観音様が多いようだ。
庚申塚は無い。

この延命地蔵尊は、円満で穏やかです。

観音様

弘法大師 興段(?)大師 と書いてある

弁天堂

この松の木は、境内に祀られている弁天様のそばにあり、弁天様の松とよばれていました。

『江戸名所図会』
一番右側の二本の松の木に囲まれたのが「べんてん」堂です

本堂 横から撮影

十三重塔と不動明王

私見ですが、お寺や神社を巡っていると生き生きと信仰を集めている所と、顧みられていないような仕方なく生き残っているように感じられる所があります。

明王院、良いお寺でした。

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