ノンバーバルコミュニケーション
コロナ前は、当たり前で、人によっては意識されなかった。
ノンバーバルコミュニケーション。
言葉以外の表情や身振りで多くのことが表現されている。
マスクをすると、表情が見えない
マスクが当たり前になると、表情無しに慣れてしまった。
手話では表現の一部
であり、顔や口元が見えないと読み取り難しかった。
手話では、手の動きと同じ以上に表情やうなづきや体の向きが重要で、
手の動き+表情やしぐさが手話である。強弱や疑問や促しや同意等を表す
コロナ渦でも、ろう者や手話通訳は、表情を読み取ってもらうため、マスクを外した。フェイスシールドやマウスシールドを使用した。
ふつうの介護の場面で、家族により
フェイスシールドが用意されていた
自費ヘルパーとして先週の金曜日、食事介助で施設に行った。
「フェイスシールドを用意してあるので使ってください」と室内カメラから家族に言われビックリ!
手話関係者以外で、表情が見えるようにフェイスシールドを使う人がいる?
聞くと「マスクでは暑いので使っている」とのこと。
そうそう、コロナ禍での施設での入浴介助、マスクをしていると介護者の方が熱中症で倒れてしまうと、口元だけのマウスシールドを配られた。
暑さ対策の為だった。
表情が見える
「表情が見えた方が良いみたい」と、おっしゃっている。
介護を常にされているとプロを通り越している。
確かに、フェイスシールドを使用すると本人の笑顔がはっきりと出ている。
マスクにすっかり慣れた私は、
手話に関わっていて顔が見えることの大切さを知っていたのに
ノンバーバルコミュニケーションの大切さを忘れていた。