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頑張らせないで。

有料老人ホームの見学同行

在宅のケアマネをしていると、有料老人ホームを提案することは少ない。一人暮らし、家事援助だけでは難しくなってきた。移動がおぼつかなくなっている。夜間一人が不安だと言う。援助に来てくれる子供や親族がいない。金銭的に余裕がある。契約を援助してくれる親族は居る。かかりつけ病院に誘われて時々検査入院をしていてそれが嫌ではない。デイサービス利用はしていない。

照会業者に依頼

有料老人ホームを紹介してくれて、見学案内をしてくれる業者(個人)に依頼した。施設が決ったら施設から紹介料を貰うシステムだと思う。見学の足が無い場合助かる。利用者宅に車で迎えに来てくれて見学に付き添ってくれる。

➀1軒目 リハビリを自慢にしている所

建物に入いると目立つところにマシンんが並んだリハビリ室がある。理学療法士を配置していると言う。
お試し利用1か月の制度があり、入居しなくてもその仕組みを利用する人がいる。説明も機能訓練と身体機能向上の話が多い。水分摂取量の話も出た。私的に「だめだこりゃ」竹内理論に基づいている。信奉者も批判者もいる。私は後者だ。

竹内理論介護とは、1日1500㏄の水分摂取、1日1500kcalの噛める食事での栄養摂取、2kmの歩行、下剤を使用しない生理的・規則的な排便の4つの基本ケアを徹底して行い、体調を整え、活動性を上げることで体力を回復し、意欲や活力を取り戻すことを基本精神とする自立を支える介護です。

※こういう所が合う人もいる。リハビリを売り物にしているショートステイを長期利用手配をしたことがある。施設利用を嫌がる、気持ちは元気だが当面一人暮らしは難しいと言うような男性に利用してもらうには(デイを嫌がる元気な男性にも当てはまる)マシンやリハビリや機能訓練を強調する。勧められなくても、リハビリや訓練が好きな方もいる。

②2件目・3軒目はノーマルな所で、ある程度高額である

2件目に決めた。本人より、ケアマネの私が1件目は向かないと思った。高齢で判断力が衰えてくると見ているようで聞いているようで理解されていない。ヘルパーと訪問看護と訪問診療で自宅で過ごすことを好まれている方だ。これからの安心できる老後生活の場を捜しているのに、リハビリ自慢をされても。

特別養護老人ホームにもいろいろある

介護の方針をできれば確認したいですね。

⇧のトイレ介助です。
トイレでの排泄は良い事です。トイレに行ける方を行かせないことは病院であるあるです。介護施設、デイ在宅ではトイレに行けるように手伝います。
しかし、身体能力が低下しているのにトイレ介助にこだわりすぎると、本人も苦痛だし、介護者にも負担があります。入居してみないと分からないかもしれません。他と比較できないと、こういうものかと思わされてしまいます。私も、特養に勤めるのが初めての施設だったので、こういうものだと頑張りました。オムツ交換(大型良質パッドにぴったりパンツを使用)をトイレでしていたのでした。

食事介助

食べられなくなったら食べさせないで、が通じるか。
栄養補給は介護職医療職の1丁目1番地と良心で思い込んでいる人が介助してきますよ。「口を開けてみて」と言われて開けたら詰め込まれますよ。私が介助すると食事量が少ないと言われたことがありました。体重が十分あって(十分でなくてもですが)お腹いっぱいと言っていたら食事介助を止めますよね。

1400字です。
まとまりませんが、投稿します。
ではまた。

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