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ホーピングでクリスマス飾り作り

ホーピング

ホーピングは、30年前に始まったろう重複障害児者の学習・交流グループです。第二・四土曜日の午前に足立区の総合ボランティアセンターで活動してます。1対1ではじまり、私が加わった頃は子供4~5人になっていてボランティアが1対1でつきました。現在は参加者8名くらい、ボランティアと付き添いの親で20~30名の活動です。

20年前頃、手話で学習することによって学習が進むことが大きな目標でした。生まれてからほぼ聞こえない児童が、手話を使えない教師に習って理解ができますか?という義憤を感じることがしばしばでした。
 聾学校では長い間、手話は禁止されていました。 音声言語を聞こえない 子どもたちに習得させる「口話法」という教育が採用されていたからです
耳で聞いたことの無い日本語の発音練習をさせられる苦痛を中高年になったろう者から聞きます。少しは聴力がある場合は訓練で話せるようになるかもしれませんが。
 聴覚障がい者の分かる言語(手話)で学習することが保証されていなかったのです。今は手話禁止は無くなっていますが、手話力のない教師が教えている現状もあります。知的障害や他の障害を併せ持つろう重複障害児童にとっては手話で丁寧に理解を進めることがなお必要だと思います。
 ホーピングでは教師ではない私でも、手話で一緒に学ぶと「ユーレカ」の場面、分かった!!にであう喜びが何回もありました。また、勉強の積み重ねも手話で説明し確かめあって進んでいく喜びもありました。

数字は序数を表すだけでなく、まとまりを表すことが分からなければ足し算や引き算に進めません。通じ合う言語の手話で「飴を二つください」と言い、序数でな数字を理解し飴を二つくれた時の喜びを今でも忘れません。

今は、最年少の参加者が高等部を卒業し、参加者がみんな作業所に通っています。聴覚障害者だけの作業所はほとんでありません。ろう学校と違い、聞こえないのは自分だけという作業所です。コミュニケーションを自由にとれるホーピングに来ることがうれしいと思っていると思います。

一人ずつの近況発表、ボランティアが一人づつ付いての学習、レクリエーション(ゲーム等)をしています。親は少し離れたロビーで交流、最後にボランティアから活動の様子を聞いたり、話し合いをします。

12月14日(土)はクリスマス飾り作り

「サンタさん」は、すのすので購入
「シマエナガ」は、すのすので購入
ボンドの白い所は透明になります
引き揃え糸はminnneで購入しました

🌲🌲🌲クリスマスツリー🌲🌲🌲

sunosuno8  クラフトバンド すのすの/すずきゆきこ

🌹🌹🌹ミニバラ🌹🌹🌹

引き揃え糸

100均の紙皿、シールやベルいろいろも足しています。
yumiパンダは、準備で疲れましたが、みんなの笑顔を見れて良かったです。

嬉しそうな表情を載せられなくて残念です。


※ 11月30日に「ホーピング30周年を祝う会」が開かれました。

ろう者協会会長、前会長、今までのボランティアを招いて行われました。

N代表の素晴らしい統率力にくっついてやってきました。千住地域の手話サークルが閉じてしまったので、今手話を使う場は、ほぼホーピングだけになっています。もうしばらくは頑張って行きたいと思います。

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