介護保険認定調査「買い物は誰がしていますか?」
書き方や選択に疑問があると、役所から電話が来ます。
調理と並んで、電話が多いんです。
これは一部介助でなかった らしい
食品は本人が買うが重い物やかさばる物は娘が買っている。
⇒「一部介助」
と思いますよね。
再研修前まで、そう書いていました。それで役所も通っていたんですが。
担当者も、この常識的判断で仕方がないと思っていたのか。
買い物の総量で判断 と今回、調査員研修で習いました!
本人の指示なく総量が家族購入が多い⇒「全介助」(指示があれば ↓)
食品や日用品は本人が購入、重い物は娘が買う⇒「介助されていない」
介助されていない とは?
食材等の日用品を選び、代金を支払うことを介助なしで行っている。
店舗等へ自分で電話して注文をして、自宅へ届けてもらっている。
本人がインターネットで注文して、届けてもらっている。
一部介助はどういう時?
買い物行為の一部に介助が行われている場合
➀選び ②商品を取り ③代金を支払う
物品の手配を本人、ヘルパーが買ってくる。⇒「一部介助」
品物は選べるが、支払いには援助が必要。⇒「一部介助」
陳列棚から取る行為は、ヘルパーが援助している。⇒「一部介助」
本人が購入した物を、介護者が返品等の介助を行っている。⇒「一部介助」
見守りはどういう時?
「見守り」という選択を、私はしたことないかな。
全介助 とは?
「買い物」の全てに介助が行われている場合をいう。
ザックリ、買い物が本人だけではできていない「一部介助」で良いじゃないですか
重い物は本人が買えないので娘が買っている。
これ、助けられている。介助されている。で、良いじゃないですか。
総量のうち多い方がやっているって、判断方法、私は違和感。
買い物での困りごと、買い物項目に入らない
店舗等までの移動、及び店舗内での移動については含まない。(テキスト)
※ 店舗に行くことが危険な場合、適切な方法として「介助」が必要と書きたいんですけど。
※ 重い荷物を運ぶことに難渋していることは、買い物行為に含まれないって変じゃないですか?
・ 重い荷物があると、階段を上がれない。通行人に上げてもらっていても「介助されていない」(特記は書きますが、一部介助を選択できません)です。
※ 調査において「移動」の定義は、自宅内の移動です。
この欄に、付け足しの様に、外出時には云々・・・と書きます。
新規に認定申請する方、ホイホイとデパートなんかに行かないです。
買い物と受診にやっと出かけている方が多いです。移動の定義を大きくして「店舗等への移動」という言葉を使っています。
受診の外出時の移動方法は、やはり、「移動」欄に付け足すか、「外出」の回数の項目に書くかです。通院介助についての書き方にも少し問題あり。
上記記事の※印と、以下、私見です。
買い物の定義に、店舗までの移動・店舗内での移動・荷物の運搬を入れたらよいのではないか
今更、変えられないとは思います。