災害ボランティアセンター設置運営訓練
関東大震災のあった9月は防災訓練が行われることが多い。
足立区ボランティア連合会では、区の行う「災害ボランティアセンター設置訓練」に毎年参加しています。9月25日、訓練に参加しました。
大規模災害に直ぐにボランティアが行けないというニュースを見たことはありませんか?やみくもに、個人がボランティアに行くことは迷惑になることがあります。ホームページで確認して、災害ボランティアセンターの設置を確認しましょう。
1週間とか後に様子をみて、ボランティア受付が始まります。
ボランティアの受付訓練です
訓練内容を書きますね。
大災害のあとのボランティア派遣の様子をニュースで見たら、
そうなのかというところがあると思います。
災害ボランティアセンター
区内で大規模災害が発生した場合、区では「災害対策本部」を設置する。
足立社協においては「社協災害対策本部」を設置する。
ボランティアの受け入れやボランティア活動に対する支援が必要と判断した場合に災害ボランティアセンターの設置を決定する。
実施場所は昨年からギャラクシティーになった
昨年から、実際設置される予定の「足立区ギャラクシティー」で実施されている。一昨年までは足立区役所で行われていた。
ギャラクシティーが選ばれたのは、私の感じたところでは、
➀区役所は車両の待機場所、物品の置き場、テント設営場所がない。ギャラクシティーはある。
②ギャラクシティーはほぼ足立区の中央(少し西より)にある。区役所も東より中央ではあるが。
③足立区役所は国道4号に面している。ギャラクシティーは環七に近いが少し離れている。幹線道路に近すぎると使いにくいかもしれない。
場面設定
9月16日に震度6の首都直下地震が発生 訓練日は9月25日
発災後1週間(災害直後には設置されない)が過ぎ、足立区にボランティアの要請が届き始めた
通信各社がアンテナ車を設置 スマホ使える
電車は橋を通らない範囲で折り返し運転
幹線道路は通れるようになった
ボランティア専用車両、8人乗り5台が用意されている ドライバー確保
ギャラクシティーは電気水道ガス復旧している
シュミレーション訓練
受付班
受付 ボランティア保険加入確認 名札 事前オリエンテーション(服装・持ち物・活動の注意事項等)の動画をあらかじめ見てきていない人には視聴してもらう
マッチング班
ニーズ情報掲示 マッチング作業 リーダー説明
送り出し班
交通手段の案内 貸し機材の貸し出し 貸し機材の返却 活動報告書受け取り 活動証明書の案内
今回は送り出し班になりました
交通手段の案内を担当しました。マッチングを終えた人が来ます。
名前、活動場所、活動内容、グループ人数を記した派遣票を持ってきます。
派遣場所への行き方を説明します。
現在地(西新井駅へ徒歩5分)、活動場所を地図で示し、そこが
駅に近い場合、機材の種類や量が少なければ、電車移動をお願いする。
車移動の場合、移動時間を説明し欄外に記入「車 15分」
次の、機材貸し出しへ移動していただく。
地図大好き、介護の仕事等で区内ほぼ知っているので、大丈夫だった。
地図が苦手でもできるようにか、今回は準備万端の訓練だったのでQRコードで地図が見えるようになっていた。本番で使えるかは?本番ではアナログ(大地図・地図帳)ではないか。
機材貸しだし返却を担当されたSL災害ネットワークの二人は経験があり、問題点を洗い出し、次回に生かされる提案があった。災害関連の経験がある方々はすごい。
参加者
ボランティア役 20人
訓練なので、ボランティア役は区役所の職員15人、北区の関係者5人
運営側の参加者
社会福祉協議会 区役所総務部
鹿沼社協(鹿沼と災害時に相互に援助する協定あり、ある程度離れ且近い)
NPO法人 足立区防災士の会
NPO法人 日本防災推進機構
東京青年会議所
チームあだち
SL災害ネットワーク
足立区ボランティア連合会
参加団体
社会福祉協議会 ⇩
足立区防災士の会 ⇩
NPO法人 日本防災推進機構 ⇩
チームあだち ⇩
SL災害ネットワーク ⇩
足立区ボランティア連合会
私の住む北千住は荒川の南側にあり、災害時にはギャラクシティーには行けない可能性が高いです。千住地域に小さい規模でも、災害ボランティアセンターができる可能性もあります。活躍の場が無いように願っています。