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団地暮らしの工夫と古道具


わたしのお片付けスタイルが
思いもよらず反響をいただき

驚き桃の木山椒の木、であります。笑


大切にしていたことに
共感をいただき、とてもうれしいです。



おかげさまで気になっていた場所を
気づいたらほとんど解消できていました。

年始の断捨離大会、大詰めでございます。




明日は先日、夫が手を加えてくれた
子供たちのデスク周りを

見た目も機能もすっきりと
快適に使えるスペースに
変えていけたらと思っています。

(夫よ、すまぬ。笑)






コツを押さえるだけで

片付けとも、掃除とも
仲良くなれる不思議。


物はあればあるほど
視界に入る情報も多くなるので

そこに居るだけで疲れてしまう。




例えば、あのドンキホーテの店内。


足元から天井まで商品を高く積み上げたり
迷路のようなレイアウト、

カラフルで賑やかな商品POP、

まるで宝探しをしているかのような
アミューズメント感が満載。

ワクワク、ドキドキする空間を
販売戦略にしています。


隅々までびっしりと情報が多すぎて

店内をでる頃には、いつもわたしは
ドッと疲れてしまいます。。



家に居てもなんだか休まらない、とか
あまり家が好きじゃない、という感覚も

物の多さや乱雑さが
関係しているのかなぁ、とも思う。




我が家は築30数年の
団地に住んでいる。

広さは3DK。


4人で暮らすには
決して広くはない。


設備もなかなか古い。


冬場は結露もひどく、
いやだなぁ、、、と 

そんな風に思うところを
上げたらそれなりにある。



すでに同級生のほとんどは
ローンを組んで、とても素敵な一軒家を
構えて暮らしている。

もちろん、とっても羨ましい。

とっても、羨ましいけど、

素敵な家を手に入れたからといって


人生や暮らしも素敵になるかといったら
それは人それぞれ。



我が家もいずれは引っ越す予定では
いるけれど、そのお話はまた次の機会に。。




不便に思うところはあっても

立地条件は良い。



団地暮らしならではの
人との繋がり、温かさ、
やさしさに触れながら


とても苦しかった幼児期の
子育ても、多いに助けてもらった。


もちろん現在進行中。
みんなに育ててもらっている。


この家に住んで今年の秋で
丸10年になる。


室内はいい感じにレトロ。(語彙力。笑

経年変化で色濃くなった木の張りはそのままに


壁はクロスが貼られているわけではなく
優しい色の白いペンキで塗られている。


入居当初から、わたしはこの家の
雰囲気が結構気に入っているのだ。


このレトロさには
現代の洗練されたインテリアは
馴染まなくて

コストをかけないことも
考慮すると自ずと


家具は買い揃えることなく、
ほとんどが木工DIYしたもので
成り立っている。


室内に不具合があって
修理に訪れる業者さんや

管理人さんは、同じ間取りの部屋でも
住む人が違うとこんなに違うものかと

我が家の室内を眺めては
とても関心してくれる。




家は、自分が、家族が安らぐ
パワースポットにしたい。

不便なところは
どうしたら快適に使えるか工夫をこらし


家の中は子供たちの成長に合わせて
常に進化していく。


お気に入りの景色を
増やすことを楽しんでいる。


もちろん、原状回復は必須なので
リノベーションといった
極端に手を加えることはできない。


できる範囲内でアイディアを絞って
暮らしています。


この家に住んだからこそ

工夫をする楽しさと
必要な物だけで小さく暮らすことを学べた。

居住年数が経つにつれて、
快適に過ごしている。






恥ずかしくてご紹介できるほどの空間では
ありませんが、、(赤面


先日お迎えした引き出しの行く末を
案ずるお声をいただきましたので、

一部をご紹介させてくださいね。


椅子に座って正面の眺めです。
ここで筆字を書いたり、zoomやメイク、
自分の時間を過ごします


わたしのデスクはまさかの押入れを
有効活用したものです。笑


お迎えした2段の引き出しは
取手に和紙が巻かれていて

本当は剥がしても構わないのだろうけど
味があってこのままにしている。


上の段は十字に間仕切りがついていて
取り外し可能。


引き出した時も滑りがスムーズ。

なんとこちら、破格の950円でした。


視線を上に向けるとこんな感じ。積み上げすぎ…
まだまだ試行錯誤中。。



本棚は義理の兄が30年以上前に
小学校の時に図工で作ったものだったり、


小物入れや引き出しも
わたしが10年以上前に取手をつけたり

木箱をボンドでくっつけたり

手を加えてこしらえたもの。


コの字型の大きな棚は
シンプルな形なので
どの場所にも使える万能選手。

サイズを測り
自分で釘を打って作りました。



家中がこんな感じなので
その物からはそれぞれにストーリーがあって

どれも愛着で溢れている。




設備の古さに、狭さに、
収納の無さにがっかりしても、


この場所にやってきた縁は
自分の選択を重ねてきた結果。

環境や場所、
人のせいにすることなく

あるものを活かし、
置かれた場所、環境でどうしたら
快適に過ごせるか、頭をひねる。



人生と通ずるものがあるもしれない、と



この団地暮らしが教えてくれました。








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