#読書
自分の船の舵を人に握らせるな
昔、兄のように慕っていた人と手紙のやりとりをしていた時期があった。
遠いところに行ってしまった兄(のような人)に向けて、当時10代だった私が書く内容ときたら、恋愛や友達、仕事のこと。ぜーんぶ自分のことだ。彼のほうがよっぽど過酷な状況にいたのだけれど、当時の私は自分のことで頭がいっぱいで、まいど自分のことを何枚も書いては返事を心待ちにしていた。
そんな小娘の悩みに答えるのも悪くなかったのか、返事
「共感した」と人は言うけど
最近、ここ5年くらい。議論をする、だとか、意見を言い合う、ということが、自分の中で”気軽にできるもの”ではなくなった感覚がある。
原因ははっきりしている。SNSだ。特にTwitter。文章が大好きな私にとってTwitterは、本やブログと違って「読むぞ!」という気合い(?)や時間確保の必要がない分、気軽に、だけどいつの間にか長時間注ぎ込んでしまうツールとなっていた。恐ろしくて数えたことはないが、