子供とアフリカに住んでみて。

小学4年生と6年生を1年間休むかたちで、子供2人を連れてアフリカ中部に住んだ。パパが単身赴任で先に行っている国に、家族3人ではるばる2日かけて行った。

帰ってきて、数ヶ月。時々あの生活はまぼろしだったかも、なんて感じるくらい、もうすっかり日本の生活に戻っていた。

昨日、帰りが遅いなと5年生の息子を迎えに出たら、テレビ電話をしながら帰ってきていた。英語をしゃべっている?
アフリカのアメリカンスクールの時の友達数人が時々ワサップで連絡をくれていたけど、日常のなにげない瞬間に、地球の裏側の友達と繋がるなんて。昭和世代の私には、全然普通には思えない。


また日本の学校戻って行ってるの?
今何してる?
今からオリンピックの男子バレーをみるよ。
オー、どこの国と?
一緒に見よー。

そうやって、ビデオでテレビを映して一緒に見ていた。

なんて幸せな子だろう(⁠ ⁠´⁠◡⁠‿⁠ゝ⁠◡⁠`⁠)

アフリカと日本のハーフで、幼稚園の時は、よくいじめられた。公園ではよく避けられたり、こそこそ笑っていたり。低学年までは、自己肯定感を下げない事を考えるしかなかった時もあったけど。

地球の裏側に仲間がいるなんていう恵まれたところがあることも、いつか本人が実感して幸せだと感じてほしい。

お別れ会の時、みんな泣いて見送ってくれた。校歌を歌いながら、色んなの国の子達がいたけど、アフリカ流?泣いてるかと思えば踊りだしたり。賑やかな1日だった。

幸い小学校が、いつもいい先生に当たって、2人とも先生や学校のおかげで、明るくすくすく育っている。もっと自分が強いお母さんだったら、もっと違っていたかなと思うこともあるけど。
アフリカ行きの選択は、少しミスだったかも、なんて思ったこともあったけど。 

昨日は、どのみちリスクはあるし、アフリカでの1年は一生子供達に良く影響してくれるだろうと感じて。
スッキリ嬉しい気分だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?