【ウィズコロナの地方創生】今、注目の「ライブコマース」とは? “ライブ配信”で変わるこれからのEC 11-7
こんにちは!渋谷でWEB制作会社の代表をしながら、
愛媛県でのんびりセミリタイア中。
元戦場カメラマン社長のデグチトモコ٩( 'ω' )و。です。
今日は現在、愛媛県宇和島市で取り組んでいる
四国初のライブコマースについて考えてみます。
▼ライブコマース最新情報はfacebookで公開中
ライブコマースでできることとは?
オンラインで物を買うことが、当たり前になった時代。
コロナ禍の外出自粛で、その流れはさらに加速してきました。そんな中で、「ライブコマース=ライブ配信でモノ・コトを売る」という新たな潮流が中国を中心に広がっています。わずか1時間の配信で数億円を売り上げる事例も少なくないという、新しいECの形です。
日本でも徐々に注目され、急拡大が見込まれています。
ではこの「ライブコマース」とは、どんなものでしょうか?
「EC×ライブ配信」で実現できる新しいマーケット
▼相棒の樋口くんは、中国でアパレルの会社をしていたので、
昨年からずーーーっとライブコマース事業がしたいといっていた。
そもそも「ライブコマース」とはどんなものなのか?
ECサイトで商品を見ても、
使い方や組み立て方がわからないこと…なんて悩んだことありませんか?
ライブコマースなら、「こういう使い方もできますか?」「そこをもう少し詳しく見せてください」と、視聴者が疑問に思ったことをコメントすることで、配信者がリアルタイムに答えることができます。
ライブ配信の良さを活用した、コマースなのです!
中国ではライブコマースがすでに当たり前の存在に
ライブコマースがすでに成功している事例とは?
ライブコマース先進国は中国で、2020年の市場は525億元(約8000億円)になると予測されているほど。
中国のインターネット人口が7.3億人で、そのうちの半数以上がライブコマースでの購入経験があると言われています。
どのように使われているかと言うと、KOL(Key Opinion Leader)と呼ばれるインフルエンサーがいて、「独身の日」などイベントがある日にWeChatやタオバオなどでライブ配信で1~2時間の配信で3億円近い売り上げを出した事例や、KOL一人で年間40億円以上を売り上げた例もあるようです。
▼中国おけるライブ配信市場規模
なぜ、中国がライブコマース先進国になったのか。
中国ならではの特殊事情も。
文化的に偽物が多く出回ってきたことが原因の1つとされています。
偽物を買わないためには、「信用できる人から購入すること」が重要となります。そこでトップインフルエンサーが顔だしてで紹介している商品は、「この人の発信なら信用できる」「この人が紹介するなら本物だ」と信頼感が高まり、より一層売れやすくなるようです。
中国ならではなの特殊な事情はあるようですね!
ちなみにライブコマースでの売れ筋は、動画で商品を紹介する性質から、コットンやグロスといった衛生用品やコスメ用品との相性がいいようで、反対に、健康食品のようにその場で効果や機能が見えない商品は、ライブコマースに向かないようです。
ふむふむ。何でも売ればいいってわけではないのね!
日本でもすでにライブコマースは始まっている
日本でライブコマースはどの程度、始まっているかというと、
電通ダイレクトマーケティングさんが2018年から「LIVE X(ライブクロス)」としてライブコマースの支援ソリューションを提供しています。
また、コロナ禍の中で
有名人や芸能人の配信を見るという文化が根付いてきました。
数万人もの視聴者を持つタレントさんが
決済機能を持ったツール(ライブコマース)を手に入れれば
多くの売り上げが見込めることでしょう。
素人でもYouTubeやインスタでフォロワーがすでにいる方は
マネタイズすることも容易になるというメリットがあります。
▼このようにコメント機能で盛り上がります
「ライブコマース」は、どんな業種や商品に向いているのか?
商品としてはコスメやファッションなど、商品の見栄えやトレンドの変化が速い商品が向いています。
これまでは比較的、若い女性に向けた展開が多かったですが、アウトドアメーカーが、テントの設営の仕方を動画で発信しており今後は、幅広い業種で応用可能なことが魅力です。
ライブコマースにおいて気をつけるべきこととは?
「ファンの多いインフルエンサーだから売れるだろう」と思っても、演者が商品を理解していなければ、いい発信はできない。また、そのために視聴者から信頼されている必要もあります。
中国で急速に普及し、日本でも徐々に活用事例が増えているライブ配信コマースですが、ライブ配信コマースは、モノを売るだけにとどまらない可能性を秘めている。
愛媛県宇和島市で四国初のライブコマースに挑戦。そこに込める思いとは?
▼宇和島の岡原市長と、元戦場カメラマン社長。
11月25日には、愛媛県宇和島市の4箇所から
全国の皆さんに向けて「ライブコマース」を展開します
愛媛を中心に活躍するフリーアナウンサーの重橋秀香さんを現地リポーターに迎え、安岡蒲鉾(宇和島市三間町)でじゃこ天作り体験▽南四国ファーム(同市吉田町)でみかん狩り▽タイチ(同市小池)の高級養殖マダイ「鯛一郎クン」のエサやり▽井上真珠店(同市中央町)の店内見学・真珠講座−−
元戦場カメラマンにとっては
18年間過ごした故郷えひめ。
東京を見たからこそ感じる「地方の取り残される孤独感」
愛媛県宇和島市は人口8万人ほどの小さな街です。
町には、スターバックスはどころか、ショッピングモール一つありません。
真鯛やブリなどの漁業が盛んで、
そのほかにも真珠や、日本一の花火屋さんがあるなど
これまでは地元の力で何とか経済を維持していましたが、
コロナで激変。
コロナにより、東京、大阪の経済が停滞したため、
特に飲食に魚を下ろしていた漁業を中心に、大打撃を受けています。
*出荷の約7割が大阪・東京でした。
▼みかんの国、愛媛の中でも特に産地として有名な宇和島市。
私が宇和島の現状を聞いたのは
クラウドファンディング がきっかけ。
お魚のことしか考えてこなかった、、
そんな第一次産業の社長さんたちが、
その大事に育てたお魚さんの命を無駄にしないために
赤字覚悟で全国へと1つ1つ出荷していました。
ライブコマースは東京では「映えない!?」
そんなときに、思い出したが
ライブコマースの技術。
ライブコマースが東京より地方が勝てるかもしれない理由
・田舎には、魅力ある商品がたくさんある。
・東京の綺麗なスタジオに負けない「自然の背景」がある
・東京の芸人さんに負けない地元の人材がいる!!
・外出できない首都圏のニーズに「ライブ旅」がマッチするかも!
・なにせ、初期費用が安い!!!(月額3万円〜チャレンジできた!)
意外と、東京ではできなかったことが
できるかもしれない!!
地方にいながら、首都圏をターゲットに
商売を仕掛けられるかもしれない!!
その可能性に、チーム宇和島に挑んでみたいと思っています。
みなさまに、お願いがあります。
スマホ片手に見るだけで構いません。
できるならば、当日、ライブコマースのコメント欄に
「頑張って!」の一言をいただけたら幸いです。
*そのまま、地元の方が直接メッセージを見ます。そしてライブでお返事します٩( 'ω' )و
地方の一次産業でいま、起きていること。
未曾有のコロナショックが今、
地方を襲っています。
もちろん、経済的には大打撃ですが、
それでも日本の食を止めないために
作り続けてくれている一次産業の方達がいます。
彼ら、スーパーや外食チェーンに食材を下ろすので、
私たち消費者のの声はなかなか直接、届きません。
そこで、日本の食を、産業を支えてくれてありがとう。
そんな感謝の声を一次産業に直接届けるきっかけにしたいと思っています。
そして、どんな想いで育てているのか、
どんな風に作っているのか、
生産者の想いをみんなで少し聞いてみましょう(●´ω`●)きっと、食べる時にはもっと美味しく感じますよ!
ご家庭でも、このお魚、
どんな人が作ってるか知ってる??
なんて、素敵な会話が広がるきっかけを作れた幸いです。
参加無料ですので、どうぞご参加くださいませ
以上、戦場カメラマン社長でした!
ライブコマースでお会いできることを楽しみにしています(●´ω`●)
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