秋田一人旅 乳頭温泉 湯めぐり② 2021.11.14
つづき
朝です。
朝ごはんは7時から8時半まで、好きな時間に本陣六、七へ。
朝は部屋番号が置いていない。
あ、昨日のおじちゃんだ。「はいおねーちゃんここね〜」と、空いている席に案内される。
囲炉裏の席は二人以上じゃないと座らせてもらえなさそう。
ナスの煮浸し、岩魚甘露煮、豆腐、ふきの煮物、とろろ、味噌汁、漬物、梅干し
梅干し2つあるのめちゃくちゃいいな。ナスの漬物は丸ごとできゅっきゅした歯応えが良い。
豆腐が豆の味がしっかりしていておいしかった〜
それからツヤツヤのご飯をおひつで✨
寒さから露天風呂の湯気が一層ホカホカして見える。
事務所で湯めぐり帖を購入。
1800円で乳頭温泉郷の日帰り入浴と、湯めぐり号に乗り降りし放題。1年間有効です。3つ入れば元は取れる!
黒湯温泉は今季の営業をすでに終えており(11月8日で終了)、その近くに孫六温泉があるため、宿泊している鶴の湯とともに3つの日帰り入浴は次回に持ち越しとした。来年の今日までにまた訪問するぞー!
というわけで、8時40分発の湯めぐり号でおでかけ!
桶が乗ってる♨️
運転手さんに湯めぐり帖を見せ、行き先を伝える。
鶴の湯→蟹場温泉にバスで行き、蟹場温泉→大釜温泉→妙乃湯→休暇村は徒歩でめぐり、休暇村→鶴の湯へバスで帰るルートで。
山の宿も秘湯を守る会の宿なんだ!
雨空だけれど、ギリギリ雨は降ってない。
20分ちょっとで蟹場温泉に到着〜
日帰り入浴時間は9時から。ちょうど9時になったところだった!
蟹場温泉は美肌の湯なんだ〜
受付で湯めぐり帖を出し、スタンプを押してもらう。
カニ🦀
お風呂は3つ、男女別内湯の木風呂、岩風呂、女性専用露天風呂ひなざくら。
混浴もあるけれど、ほとんど男性専用と思ってもらえれば…とのことだったので入らず。
まずは木風呂へ。
ほぉ…尊い………
と思わず声が漏れるくらい良い。なんだこの景色ーーー
温度もぬるくてちょうど良い。大きめの湯の花がわっさわっさ。お肌つるつる。
続いて岩風呂
男風呂から「うわっ!あっちいーーー!!」と声が聞こえた。
木風呂よりこじんまり。
岩風呂の温度はそんなに高くない。奥の木の浅い浴槽は一人用の寝湯になっており、これがまーあ熱い。すごく。男子たちはきっとこれに悶絶してたんだ。
女性専用露天風呂へ
うわぁ…尊い、これは…🙏
源泉じゃばじゃば。成分びっちり。
森の中の風呂感がすごい。仮にクマが柵を超えて来ても仕方ないくらい開放的!
雨が降っていなくてよかった。のんびり。
カニ🦀🦀🦀可愛い。
蟹場温泉、とても良かった。優しい泉質にホッとした。そしてまだ日帰り客が誰もいなくて最高だった。
次は大釜温泉へ。
歩いて湯ざまし…なんて思っていたけど、3分ほどで到着。こんなに近いんだ?!
外に大型バスが一台いた、、
混雑を避けるため足湯に入ろうとしたが、冷たかった。冬はお休みと書いてある。すでに冬季休業ってことかな。
とりあえず受付。おじさん、愛想なさすぎて逆に笑える。
待合も廊下も静か。でも脱衣場のドアを開けてびっくり。大量のおばちゃんで埋め尽くされている。
足を踏み入れることすらできなかったので、分析書でも眺めながらおばちゃんたちが出てくるのを待つ。
10分くらい経った頃、中からゾロゾロと出てきた。
隣に座って靴下を履いてるおばちゃんに話しかけると、「昨日玉川温泉に泊まって、今日日帰りでここに寄って、これから富山に帰るのよ。玉川温泉、強すぎて入れなかったよぉ、ダメダメ。岩盤浴も予約制で、予約取れなくて結局できなかったの。そろそろみんな出てくると思うよ、ごめんねぇ」
大釜温泉に到着して20分後、誰もいなくなった脱衣所にようやく入る。
薄緑色の濁り湯が見えた。
pH2.5の酸性で酸っぱい。内湯は熱く、露天で外気にさらされながらのんびり入ろうとするも、湯が強いの〜。
玉川温泉からの大釜温泉って、なかなかパンチのある湯めぐりコースだなぁと思った。
秋田犬かわいい🐕
次は妙乃湯へ。歩いて3分!
外で外来カードに住所や電話番号などを記入。
お昼を食べるならここか、次の休暇村。どうしようかな〜
入るとなんだかすごく良い匂い。綺麗なお宿で、受付の方の対応がとても良い感じ。
女性におすすめの宿っていう意味がすでにわかる〜
ぽんっ
お風呂に続く階段。
銀の湯と金の湯があるらしい。
脱衣場に畳の小上がりがあった!好きなやつ。
金の湯は脱衣場から見える露天風呂。黄金色の濁り湯、結構熱くて鉄臭がする。pHは2.7くらい。大釜温泉に続いて入るにはちと強い。。
銀の湯は内湯で無色透明、とっても優しいpH6。浴槽の底にある小石が足の裏を刺激する。うぅ痛い…胃腸が悪い証拠。
銀の湯から外に出られる扉があり、小さな檜の露天風呂がある。めちゃくちゃ森!!!景色が良くて、近くを流れる水の音が心地いい〜。温度は少し高いけど、冷たい風が気持ちいい!
混浴もあったけど、スルー。
お昼ご飯をがっつり食べられるほどお腹が空いてなくて、簡単に食べられる軽食とかないかなぁーなんて思ったけど、そんなに豊富なメニューではなく、、
結局そのまま休暇村へ向かうことに。
ずっと雨予報だったから、こんな青空が見られるとは思わなかった!
徒歩10分もかからないくらいで休暇村、見えてきちゃった。
田沢湖高原温泉郷まで、この道を歩いて78分…クマに出会う気しかしない🐻
到着〜!
今回最後の湯めぐりスタンプ。
休暇村は旅館というよりホテルみたい。
内湯が2つ。1つは油臭?独特な匂いがして顔につけるとぺたぺた感がある。赤い細かい浮遊物がぷかぷか。温度は低めで入りやすい〜
もう1つは熱めで白濁湯。
露天も白濁としていて細かい白い湯の花がわさわさしてた。
柵で周りを完全に覆われていて、景色が楽しめないのが残念。。
13時40分ごろのバスで鶴の湯へ。
めちゃくちゃ良い湯めぐりであった。
鶴の湯に戻ってきた。
なんか人がいっぱいいるなーと思ったら、鶴の湯の日帰り入浴の時間なのね。
今日も同じ部屋に泊まります。
部屋に入るとなんと新しいバスタオル、浴衣、歯ブラシ、そして色違いのフェイスタオルまで…
そして2日目の部屋菓子。おいし!
連泊で二、三号館のこの感じだし、部屋菓子もタオルも浴衣も新しいのなくてもいいや〜と思っていたのにしっかり用意されていた…部屋散らかしっぱなしで出て行っちゃった_:(´ཀ`」 ∠):汚くて申し訳ない。
部屋で一休みし、露天風呂はまだまだ日帰り客でごった返していそうなので、宿泊客しか入れない貸切風呂へ。
安定の熱さ。笑
でものんびりできてやっぱり貸切って良いなぁ。
日帰り客が帰った頃に黒湯の混浴手前の女性専用露天風呂へ。誰もいない!
ここはここで良いのだけど、やっぱり混浴のあの広大さを味わってしまうと物足りない。
お昼ご飯を食べていなかったのでお腹が激空き。18時に本陣へ。
囲炉裏の山の芋鍋と岩魚が美味しそう…
またまたイカついおじちゃん「(私の名前)さん連泊だからこれね〜は〜いお待たせ〜」
昨日は番号だったのに名前呼ばれた!地味に嬉しい。笑
そしてメニューが一部変わった。新たに登場したニシンとしいたけの煮物が抜群にうんまい。しいたけうまー
熱々きりたんぽ
「きりたんぽ熱いうちに食ってから、山の芋鍋くれっからな〜」
そりゃそうか。汁物多すぎるもんね。
きりたんぽって初めて食べたけどすんごい美味しいね!
岩魚は味噌が塗られて来た。頭までぺろり。
昨日よりもお腹がいっぱいになるのが早く、早々に手が止まる。
「ねーちゃん腹一杯だろ?そりゃそうだ。米ときりたんぽ両方食うやつ、なかなかいねーよ」
何も言わずお米よそってくれたのおじちゃんじゃんーーーー!!!!!笑
それでも、山の芋鍋を食べたくて、ほんのちょっぴりくださいとお願いした。いやー、ほんと美味しかった。
鶴の湯に滞在できるのもあと少しかぁ。
この日はよく歩いてよく温泉に浸かったので朝まで爆睡だった。
つづく
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