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新しい自分に出会える映画(3)アメリ【Amazonプライムビデオで観られるおすすめ】ネタバレなしの感想

先日から、映画を1日に1本(できるだけ)みることにしています。
私が映画をみようと決めた理由はこちら。

今回は、6/26に観た映画『アメリ』をご紹介します。
昔から気になっていて、やっと観てみました。
公開した当初、映画のチラシが可愛くて、部屋に貼ってた。

これから観る方が楽しめるように、ねたばれ的なことはないように書いてます。

『アメリ』のひとこと感想

ひとつめ。
まさにおとぎ話のような物語。
ふたつめ。(ひとことに収まってない。)
最初に挫折しなくて、本当によかった。
見始めて、しばらくは、見続けるべきか悩みました。
「なんだこれ?」
「どゆこと?」
と、何回か口にしました。
そのたびに、観るのをやめるべきか……と、悩んだ。
けど、3分の1くらい観すすめたところで完全にアメリの世界に引き込まれて、気が付いたら終わっていました。
たまに見返したい、ずっと大切にしたい映画にまで大昇格。
結論、迷っても観続けるべし!

『アメリ』あらすじ

2002年に公開された、フランス映画です。
神経質な両親に育てられ、子どもの頃から周囲との関わりを持たずに育った、主人公のアメリ。
あることをきっかけに、誰かに喜びを与えることに夢中になっていきます。
そんなアメリは、ひとりの青年を好きになります。
不器用なアメリが葛藤しながら、青年、周囲の人、そして自分と向き合うストーリーです。

『アメリ』は、こんな人におすすめ

ひとつでも当てはまったら、アメリの世界観を好きになると思います。

・人とコミュニケーションをとることが苦手だと感じる人
・「自分らしさ」をみつけたい人
(私はとくにこれ。つい周りと比べてしまいます。)
・恋に前向きになれない人、前向きになりたい人
・人と関わることに前向きになれない人、なりたい人

・パリ(フランス)に憧れがある人、暮らしてみたいと思ったことがある人
(パリのお家がとにかく可愛い!出てくるものすべてが可愛い!映画の風景をみるだけでも価値があります。)
・インテリアが大好きな人
(アメリの、赤を基調としたお家が、あたたかみがあって可愛い。)
・アートが大好きな人
・ファッションが大好きな人
(アメリのセンスが大好き!)
・ロマンチックな世界観が大好きな人
(私は、「頭の中お花畑だね」と、真剣な顔で言われたことがあります。)
・ちょっと不思議な話が好きな人

『アメリ』をみて出会った、新しい自分

この映画を観て、私は3つの新しい自分に出会うことができました。
ありがとうアメリ!
この映画をみて感じたことを言葉で表現することはすごく難しいけど、やってみます。
(1)生きる世界が特別に見える自分
(2)誰かと比較しない自分

(3)人生には正解も不正解もないと思える自分

(1)生きる世界が特別に見える自分
この映画は、まさにおとぎ話のよう。
物語の中みたいだけど、本当に暮らすことができる、特別な世界です。
私は、この映画を観終わって窓を開けたとき、自分が特別な物語の中に生きているような感覚を味わいました。
窓の外の、湿気たっぷりのモヤっとした空気を感じて、味わっている自分がいました。
特別な空気を、物語の背景のように感じて、自分が住む町がちょっとだけ特別に思えました。
今日からは、周りの風景や毎日の出来事を、いつもよりちょっとだけ、じっくり味わってみたい。
そうすれば、あたりまえの毎日も、少し特別な毎日に変わるはず。

「現実」「普通」と思うか、「物語」「特別」と思うか。
そのことに気が付けて、心が希望で溢れました。

(2)誰かと比較しない自分
アメリは幼いころからひとりで、人と関わることに不器用な女の子。
でも、アメリは空想が得意で、アメリにしか見えない世界を生きています。
だからこそ、人が思いつかないようなことを考えて、誰かを喜ばせることができる。
誰かにできて、自分にはできないことって、あると思います。
でも、そこにとらわれていたら、楽しむことができない。
他人との比較を続けていたら、自分に満足することはできません。
それよりも、自分にできることや、自分が好きなことを大切にしたい。
自分にしか見えない世界を描いて、自分だけの楽しみをじっくり味わいながら、満足して生きたいと思いました。
お手本はアメリです。

(3)人生には正解も不正解もないと思える自分
アメリは、両親の方針から学校へ行かず、いわゆる「普通の暮らし」はしてこなかった女の子です。
「普通に」考えたら、この子の人生、大丈夫かな?って思っちゃいます。
でも、そうやって生きてきたアメリにしか描けない世界があって、アメリにしか作れない幸せがある。
アメリは、大丈夫どころか、とっても魅力的なんです。
「普通に」「まともに」生きることだけが正しいわけじゃない。
「社会に作られた正解 」じゃなくて、「自分がつくる幸せ」に向かっていきたい。
そう考えることができました。

私はすんごく好きです

最初にも書いたけど、途中で観ることをあきらめないことが大事です。笑
観ればみるほど、アメリを愛おしく感じて、応援したくなります。
そして、最後のシーンが、私は大好き。
すでに、2度見返しました。
それから、映画に登場するみんなの「好きなこと」も、おもしろくて好き。
私の好きなことは、何にしよう?
私は、どんな世界を生きよう?

楽しい空想でハッピーになれます。
ぜったいまた観る、大好きになった映画です。

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