家族旅行 IN 平泉②
明け方4時ごろ
きょっ、きょ、きょきょきょ
という鳴き声が聞こえた。
昨晩は、宿の近くにある畑でカエルが合唱していた。いったい、何の声だ?
と、うすらいだ意識の中で思い目覚まし代わりにつけていたスマホで調べるとホトトギスらしい。
ホトトギスを扱った短歌や俳句は多いが、実際ホトトギスの声は聞いた事がないのでよく分からなかった。
ホトトギス 初音うれしい わが身かな
しかし、以降なかなか寝付けない・・・
この日は、中尊寺~高館~奥州藤原氏の館跡という行程
中尊寺金色堂の旧覆堂では、金色堂の修復の過程が映像として上映されていた。(ここは、我慢してみて欲しい。それだけの価値はある)多くの匠たちや研究者たちが関わって金色堂がある。
松尾芭蕉の
五月雨の 降り残してや 金色堂 の句が
いっそう重く、深い願いだったように思う。
黄金の 国と呼ばれし
そこはただ この世に浄土を
夢見た
奥州藤原氏は確かに財力があり、政にも長けていたと思う。ただその背後には長く続いた領地争い、親族・親戚の死が横たわっていた。
さて、我が家の旅は基本徒歩である。
中尊寺から高館まで歩き、さらに奥州藤原氏、清衡と基衡の柳之御所遺跡へ。
平泉 藤原館 夏の夢
この柳之御所遺跡(平泉館)は源頼朝が義経制圧のため、戦火にのまれ焼失してしまいました。近くにあるガイダンスセンターで、御所の様子が分かります。
~まだまだ、ある平泉~
・無量光院跡 ・平泉文化遺産センター(予習復習に最適です)
・熊野三社
~お世話になりました~
・JR東北本線 ・平泉文化遺産センター ・宿の方々