一卵性ソーセージ~双子は自己肯定感が強い?~
一卵性双生児と聞くと、イラストのような卵とソーセージが一瞬頭に浮かんでしまいます。(私だけでしょうか?)
・・・私の夫は一卵性双生児なのです。
夫と夫の弟は本当にそっくりです。顔だけでなく体形もそっくり。夫は若いころより今はかなりふっくらしているのですが、肉がついてくるときも、そっくりなつき方をしてきます。ちょっと頬杖をつく仕草なんかもそっくりです。
私たちの子どもも、義弟の子どもも、小さい頃は父親を間違えたりしていました。私の母も、夫だと思い込んで義弟に話しかけていたことがあります。駅などで、夫は義弟の友だちらしき人に話しかけられたそうです。(でも、私は間違えたことはないです!)
もう亡くなった義母が話してくれた双子エピソードで印象深かったことがあります。
ふたりは、双子の多くがそうであるように小さく生まれて、同じ月齢のほかの子どもよりも成長が遅く、言葉が出てくるのも少し遅かったそうです。でも、ふたりでいる時に何やらふたりだけに通じるようなことばで意思疎通をしているみたいだったというのです。どんな言葉だったのか、聞いてみたかったです。兄弟でおしゃべりできていたから、普通の言葉を急いで習得する必要はなかったとも思えます。
双子は、生まれた時、というよりお腹の中にいる時からずっときょうだいが一緒にいます。だから「寂しさ」を経験しなくて済んできているのかなあと思うことがあります。夫を見ていると、理屈抜きに楽観的というか、自己肯定感が強いのです。それは、この世に生を受けた瞬間からきょうだいがいて、安心感がある状態で育ったからなのかもしれません。不安感が強めな私から見ると、夫の自己肯定感の強さはとても羨ましいです。
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