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私の気持ちは炎と似ている【働くことへの思い】

noteに何回か書いているけれど、私の仕事は夏が忙しい。
いよいよ、今週から本格的に繁忙期に入ってきた。

今の職場は三年目に入ったところ。
仕事自体は決して楽ではないが、私に向いていると思うし、やりがいもある。

オファーがある時だけ働く形態なので、月によって収入のゼロがひとつ違うくらい仕事量にムラがある(契約上、具体的な仕事の内容をネット上に書くのはNGなのでこういう書き方をしている)。
それでもここまで、収入が全くゼロになった月がないのは本当にありがたいと思っている。

この夏は、私にとってはチャレンジだ。
今までより、責任が重い仕事を引き受けたからだ。
ひとつ、ステップアップと言う感じだ。

今月と来月は、週6日勤務などもあって、時間帯も夜に寄っているのでアラフィフには体力的にかなりしんどい。持ち帰り仕事もたくさんある。

専業主婦だった私はスキマ時間に働こうと思い立って、細々と仕事を始めたのに、週6日仕事だなんて、全然スキマ時間じゃない。
むしろ、仕事以外のことがスキマ時間になってしまった。

仕事を始めたらそのお金でちょっといいミシンを買って好きなものをたくさん縫おうと思っていたけれど、ミシンで縫う時間はほとんどとれなくなっている。久しぶりにミシンを出したら壊れてしまった。新しいミシンが欲しいけれど、今は選ぶ時間がないから、仕事の繁忙期が終わるまでお預けだ。



こうして考えてみると、私の働き方はこれでいいのか疑問が湧いてくる。好きなことが出来ないなんて、本末転倒ではないのか。
その迷いが、浮かんでは消え、浮かんでは消え、を繰り返す。

でも、この夏はほかのことをする時間を削っても仕事をやり切ろうと決心した。

同じ職種には、長年の経験を持っている方がたくさんいる。
私には経験と実績が圧倒的に足りない。でも、試験を受けて採用されたのだから働く資格はあると思っている。

足りない経験の部分を積んでいくには、コツコツ仕事をしていくしかない。
そして、今沢山仕事をいただけるのなら短時間で経験を積める大チャンスなのだ。経験を積みたくても、仕事がなければそれは不可能なのだから、ありがたい。
だから、今は出来る限り経験させてもらおうと考えた。

家族は、私がそういう働き方をするとは思っていなかったので、
「思ったより本気なんだな」
と、びっくりしていると思う。
家事が疎かになるのは、この際許してもらおうと思う。
いちばん忙しいのは1ヶ月か2ヵ月程度で、ずっとではないから、食事などはテイクアウトなども使っていこう。

私のオットは、仕事がいつでも忙しいため家事を全く分担してこなかった。だから、うちの洗濯機やIHクッキングヒーターの使い方を知らない。結婚25周年の今までで、庭掃除を手伝ってくれたのは5回以内だ。
ちょうどいい機会なので、老後に備えてほんの少しでもいいから一緒に家事をやってみようと思う。もしも私が先に死んだ時に、何もできないのはきっと大変だろうから。

こんな風に、熱めに決意を書きながらも、本当のところはかなりビビっている。

新しい業務の研修を受けたら「とにかくトラブルを回避しましょう」と何回も言われ、おそらくトラブルがい多いのだろうなと察しがついた。

トラブル、怖い!

そんなにトラブルが多いのなら、やっぱり引き受けなければよかったかと、後ろ向きな気持ちが毎日1回位は出てくる。

働くことに対する私の思いは、ろうそくの炎に似ていると思った。
炎が揺れながら、大きくなったり消えそうになったり。
消えそうになっても、夏が終わるまで炎を燃やし続けられたらいいな。

でも、もし消えてしまったとしても、またつけたらいい。
私のろうそくは、まだまだ燃え尽きないくらいに長さはある。

前にもnoteに書いたけれど、私はゼロか100かみたいに極端なところがあって、100パーセントの力で出来なくなるとすっかりやめてしまうところがある。

今回は100でなくても、炎が揺らいでいる自分も許していけるだろうか。
ビビって100の力で走れない時も、

「そんな時もあるのが人間だよ」

と、自分を許してあげようと思う。






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yumetama
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