七月の花
7月ももうそろそろ半ばですね。
6月の花と言えば、私の中ではなんとなく紫陽花という気がするけれど、7月の花って何だろう。
朝顔やヒマワリは8月のイメージ。
「7月の花」で調べてみたら「7月の誕生月の花」は蓮の花だと書いてありました。確かに、夏のはじめのイメージ。
そこで、今日は蓮のイラストを書いてみました。
蓮の花は、お寺の装飾品などでもよく見かけるので、仏教的だったり神秘的なイメージもあります。仏教やヒンドゥー教で大切に扱われている花なので、イラストを描くのも少し緊張感を感じます。
バチ当たりなものは描いちゃいけないように思えるのです。
と、言いながら完全に自分ワールドになってしまいました。
ところで、蓮の花の真ん中の部分、花が終わった後にどうなるかご存じですか?
蓮の実です。ドライフラワーのようになったものは花材としてお花屋さんでも時々見かけます。
蓮がたくさん咲いている池を通りかかると、次男が小さい頃にこの蓮の実を何故だかとても怖がったことを思い出します。
次男は植物が好きで、よく一緒に野菜や花、木の実などを見に行きました。(対照的に、長男はメカニックな感じのものが好きでした)。たいていの花は嬉しそうに観察していたのに、蓮だけはアウトでした。花が嫌いなのではなく、その後に出現する実がダメだったんです。
蓮の実を見かけると、穴がボコボコとあいているのが怖いと言って、私の後ろに隠れてしがみついてきていました。
ああ、可愛かったなあ。
それが、今ではもう成人したのだから、月日が経つのは早いです。
今でも次男は蓮の実は苦手だそうです。
そういうのが苦手なのを「集合体恐怖症」と言うのだと最近知りました。次男のような人は案外沢山いるのですね。
次男の場合は蓮の実のほかにも、ハチの巣とかもじっと見ると気持ちわるいようです。(レンコンは好物でよく食べます、レンコンの穴は気持ち悪くないのかしら・・・?)
どうしても好きになれないものってありますね。