給料は我慢料で生活のためだけに仕事をすると死にたくなった話
空飛ぶ引きこもり物語ライターの千聖(ちさと)です。
生きるため、生活するためだけに、嫌々ながら仕事をしていたある日、武蔵小杉駅のホームの、青い、自殺防止の光を見ながら、ふと、そこに飛び込めば、明日仕事に行かなくていいことに気づきました。
それはとてもとても、楽で、幸せな考えだと、その時、思い、ふわっと、羽がはえたみたいに、飛び出そうとしたことがあります。
はっと我にかえったので、よかったのですが・・・
でも、死に向かうことが、あんなに楽しそうに見えるなんて。
その出来事から、思うこと・・・
生きるために、生活の為だけに仕事をするというのは、それはそれで、とても、難しいことなのだということです。
もちろん、生きるために仕事をすることが生きがいになるのなら、それはとても大事なことだと思います。
だけど、生活のために仕事をすることは、それは、決して、当たり前のことではないと、思うのです。
私の価値観は、自由意志です。自分がここにいる意味や、生きがいややりがいを感じることに対して自由に行動できることに、何よりも重点を置いて生きています。
そういうことが重要な人間にとっては、自分のやっていることが誰かの役に立つどころか、ただ誰かを苦しめているようにしか思えなかったり、迷惑をかけているようにしか思えないことを、延々とやり続ける仕事・・・
そういう仕事をするために「生きるために」「生活の為に」という理由は、逆に、「じゃあ死んだら解放されるの?」という思考になってしまう危険性をはらんでいると感じました。
だからこそ、ライクワークを持とう
でも、目の前の辛い仕事も、
「これは、自分のやりたかったことに飛び出すためのライスワークなんだ」
そう思えたとき、目の前の仕事に対する意識が、変わる人が、続出しました。
私自身はもう、そんな仕事辞めて好きなことを仕事にするんだ!!と突然辞表を提出してしまったので、いきなりライクワークに飛び込んでしまったのですが・・・
仕事には、
①ライスワーク
②ライクワーク
③ライフワーク
があります。④ライトワークもありますが、ややこしいのでおいておきます。
①ライスワークは、生きるためのお仕事です。生活のためのお仕事。
②ライクワークは、好きなことを仕事にすることです。
③ライフワークは、天職、やりがい、使命、志を感じるような、好きのもっとさらに深いところにあるようなお仕事です。
ライスワークしかない、と思っていると、生きるために働くことになり、仕事の概念が、明日のご飯のためだけに働くことになって、私なんの為にこんなことやってるんだろう・・・
私は何のためにここにいるんだろう・・・
そういう思考に支配されていって、苦しくなっていきます。
だけど、お仕事にはその先がある。
ライクワーク、ライフワークと、ただ、お金や生きるためだけに働くものではなくて、好きなことが仕事になって、わくわくしたり、楽しんだりしながら、やりがいを感じながら生きていける道があること。
仕事=我慢してお金をもらうもの
ではなく、
仕事=好きなことや楽しんだことでお金をいただけるもの
というようなお仕事の在り方もあるのです。
そうすると、仕事観が変わっていって、
①のライスワークから、②のライクワーク、③のライフワークを目指して生きていこう、今は②に行くための準備中なんだ。
と思って①のライスワークをするのと、
①のライスワークだけしか知らなくて、生きるために働くしかない・・・これがあと何十年続くんだ・・・
と思うのとでは、全然感覚が違う感じがしませんか・・・・!!!
自由意志、自分の人生、体、思考、心めいいっぱい使って全身全霊で、人生をかけて表現する生き方をしていきたいという価値観の人にとっては、この考え方を知っていることが、本当に大事だったということです。
しかも、その感覚になられた方は
今の会社だけしかないと思っていたけれどそうじゃなくなったので、
・残業をせずに定時で帰れるようになった
・自分のやりたいことをやるために、こういう時間帯で働きたいと無理を言ってみたら、あっさりそれが通って実現した
・会社の人間関係に引っ張られなくなった
などなど、今までの会社の見方まで変わり、会社の環境も、愚痴ばかりから、お給料をいただきながら、やりたいことを後押ししてくれるような味方の感覚に変わって行かれました。
だからこそ、ライクワーク、好きなことを仕事にして行けるんだと思えることがすごくすごく大事だなと、それは、
じゃあそれってどうやって思えるようになるんだろう・・・?
ということで、流れをこちらに書いてみました・・・!