禁止と休止のキッカケ
自分の創作人生が終わりかかった『二次創作事件』についてと、スーファミ研究所が休止していた理由について書きます。
二次創作事件は、自分が作ったキャラのR-18作品を禁止にしたキッカケになった事件です。
私は10年以上、一次創作も二次創作もやってきて、経験を積み上げて様々な界隈のルールを知り、自分の中で『創作の信念』を持ち続けてきました。
しかし、1年前の私はその『創作の信念』が強くありすぎて、ムキになった結果、様々な方面で迷惑をかけてしまいました。
ある人に自分のキャラのR-18作品を作られた事が事件の始まりです。
当時の私はどのキャラも二次創作に関して黙認という方向でやってきていました。
自分のキャラを性的に描かれたこと以上に許せなかったのが、その作品を誰にでも見える所で公開されたことでした。
特に二次創作というのは黙認である以上
・原作者へのリスペクトが必要
・原作者の指定するルールには必ず従う
というのが大事だと思います。
そもそもの創作のルールとして、R-18作品は誰でも見える場所で公開するべきでないと思います。
しかも、作者の見える場所で二次創作R-18作品を出すなんてセクハラレベルの悪です。
これは最低限のルールです。
その「最低限のルールがある」という感覚が悪い方向に行ってました。
そもそも理解しようとしない人間に
何を言ってもわかってもらえるわけがない
これは1年前の私には全く理解出来てなかったわけです。
この時の教訓になりましたね。本当に頭が固かったと思います。
全てのルールを破られたことで激昂した私は、自分のキャラでのR-18作品の作成を禁止にしました。
【その時のニコマガ(抜粋)】
一次創作者としても二次創作者としてもやってきた身としては、全ての創作を受け入れたいと思っていました。
ゆめのこ名義で活動を始める前からずっと様々な創作をやってきており、約10年でエロもグロも耐性がついている方なので、受け入れられる覚悟はありました。
今回の件が発生する前の時点では、どんなものでも周りに迷惑をかけず、こっそりやる分には気にしない方針で行こうと思ってました。二次創作欲というものはわからなくもないので。
『ゆめのこのキャラで二次創作をしたい』と思って作っていただけるというのは、たとえどんなジャンルであっても、私にとってはとてもありがたく、嬉しいものです。
※これはあくまでゆめのこの見解です。二次創作してほしくない作者様もいらっしゃいます。
しかし、周りに配慮出来ない人がトラブルを起こしてしまったとなった以上、こうせざるを得ませんでした。
これはとても悲しいことです。
そして、その後もずっと執拗なネットセクハラを受け続けたことで相当なストレスを与えられた私は、壊れてしまいました。
その状態でもずっと続けてきましたが、その半年後、ついに自分の創作世界が時間停止してしまったのです。
こうなってしまうと、もう物語が続かなくなってしまいます。
その時、ネットでの創作を辞めるという選択肢がよぎりました。
でも、私の動画を1人でも待っている人がいる。そう思うと辞めるべきではないと思いました。
そこで決断したのが、時間停止してしまったスーファミ研究所の一時休止でした。
無理矢理動かそうとしてもダメ。世界観の再構築が出来たらもう一度やろう。そう思いました。
一瞬で壊された世界は半年以上かけて再構築され、今年3月、ついにスーファミ研究所を再開出来ました。
待ってる・待ってたという声を聞き、待たせてしまった事が申し訳ないのと、ものすごくありがたいという気持ちが湧きます。
自分が被害者である事件ですが、私の『人間』に対しての甘い認識と自分の頭の固さのせいで1年前にツイッターで騒ぎを起こしてしまったことを反省し、今後はこのような事が起きないように頭を柔軟に働かせようと思いました。
でも、最低限のルールは必要なので、それは今後もちゃんと伝えていけたらいいな。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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