#9風物詩
夏祭りの行事までにじぐみ以外でも楽しみは始まっています。
こちらはつきぐみ。
みんなが座り込んで一生懸命になにかしていますね。
良く見せてもらうと、これは容器をオシャレにしているところらしいです。夏の風物詩「風鈴」を作っているんですって。
自分で好きな形のカップを選んで、好きなテープを貼る。
ここで、テープを並べて綺麗に貼りたい子や、マジックで塗るのをしたい子など、思い思いに進めていきます。
早く風鈴を作りたい子は、「もうこれでかんせい!」と早々と先生に話すと、先生も「よし!作ってみよう!」と気持ちを汲んでいきます。
ここで、「もっと塗ったら?」「テープは貼らないの?」とやらないのが、素晴らしい。その子の”かんせい”はそれで”完成”なのです。
その時、ふと気が付きました。
「なんかこの部屋、涼しいな。。」
よーく耳を澄ますと、、
「チリーーン、チリーーン!」
と音が聞こえるではありませんか!
作っている時にも夏を感じる風鈴の音が流れ、なんとなくこの綺麗な音を聞くと涼しい気持ちになるんですね。
この音で自分達の風鈴がなっていると思い、うちわで、
「チリーーン!」「チリーーン!」
と楽しそうに仰いでいましたよ。
園のいろんなところで夏祭りへ向けて雰囲気が出てまいりました。
『ぼくたちのなつまつり』まで、あと12日。