おたまじゃくしを捕まえる経験と育ち
本格的な梅雨がまだ始まりませんが、ジメジメとした気候ではありますね。
さて、今日は、5歳児にじ組さん、2歳児パンダ組さんが、おたまじゃくし取りに行ったお話です。
きっかけは、昨年度に地域の方とお知り合いになり、おたまじゃくしを捕まえるという経験をしました。
今年も、同じく、地域の方のご協力から、おたまじゃくしを捕まえる経験をすることができました。
【自分で捕まえる】
図鑑で見る、話で聞く、それよりも、実際に経験する。この実体験って子どもたちに大きな気づきや学びとなるんですね。
田んぼの中までは行けません。
となると、このふちの部分から捕まえることになるのですが。
おたまじゃくし。
速いんです。
動きが。
子どもたちも、小さな網を持ってはいますが、
「ちゃぷん」の音でおたまじゃくしはすぐに逃げます。
こんな、小さいおたまじゃくしですから。
そこで、年長さんは、あの手この手で考えるんですね。
「音鳴らさないでよ」
「奥側から網をすれば逃げれないんじゃない?」
この気づきは、実体験の中だからこそ。
そして、試行錯誤。
考える。もっと言うと、工夫する力が育まれていきます。
なぜなら!おたまじゃくしを捕まえるために必要だから。
必要だから、考える。
年長さんだと、友達と力を合わせる姿も見られました。
一方、2歳児、パンダ組さんはどうでしょうか?
「あそこ!いるいる!」
見つけて喜んでいました。
嬉しいんでしょうね。
懸命に、保育者に教えてくれましたし、保育者が捕まえたおたまじゃくしを見て、大興奮でした。
年長さんも、パンダ組さんの所に来て、田んぼに落ちない様に声をかけたり、一緒に見つけたり。
そんな、異年齢でのかかわりも自然にみられました。
そして、また保育園に帰るとこのおたまじゃくしを飼うのでしょうか?
それとも、観察するのでしょうか?
各年齢で違ってくるでしょうし、違って良いんですよね。
遊びの続きが気になりますね。
それでは、また、お会いしよう☺︎