受診のきっかけ
毎晩の父の大声の罵倒で30代前半まで人が怖くて、起きている間はずっと死ぬことばかり考え、自分はこの世で一番下の存在だと信じて疑わず、店員さんも怖いので買い物も中々出来ませんでした。
それでもやはり家族みんなにお仕事をしていないことやバイトの面接すら落ちることを責められ、でも自分に自信が無いからか面接も中々受からないのでより自信が無くなっていきました。
※父はストレスを家族に、他の家族は父からのストレスを一番年下の私に当たることで精神を保っていたと思われるので心底悪い人達ではない。父以外の家族とは現在普通に話せる。
父には「俺は仕事をしたくないから早く稼いで楽させろ」と怒鳴られたこともあるし、20代の頃に風俗の情報誌を投げつけられて「仕事しないならこういうところで働け」と言われて吐き気がしながらも、自分が悪いからだ…と余計自分を責めました。
そんな中、父の趣味でPCは昔からあって父のおさがりで私もPCを部屋に与えられていたので、好き嫌いにかかわらずよくネットを使っていました。
人は怖いけどチャットやお絵描き掲示板等、緊張しながら投稿ボタンを押してはいたけど、対面せずに人と話すことが出来ました。
20代後半くらいだったか「ねとらじ」という、ネットで個人ラジオみたいに喋る場所がありました。
どうやってたどり着いたのか今ではまったく覚えていないのですが、私は人と会話をするのも喋ることも苦手だったので喋る練習としてやってみたいと強く思い、頭が悪いながらも説明を見ながら放送の設定をしました。
初回放送コメントは皆優しくて、緊張して放送していたけど喋ることがリアルよりあまり怖くなくてすごく楽しくて、長時間毎日放送していた時期もあるくらい依存しました。
それも、楽しいことばかり喋っていたのではなく人生の辛いこと父のこと家族のこと、リスナーさんに泣きながらほとんど話して相談に乗ってもらったりもしていたのもあります。
私と同じくらいの年齢の人や同じ悩みを持つ人が多かったのか、ちゃんと一緒に考えてコメントしてくれて、当時他に頼れる場所も人もいない私にとっての逃げ場所になったのでした。
そこでやはり精神的な病院に行った方がいいと言われていたので、勇気を出して家族に言ったのですが「甘えてるだけなのにそんなの行ってどうする」と否定され続け、中々行けませんでした。
自分だけで行こうにもやはり人は怖いし、病院は電話予約しないといけないところばかりで勇気が出ませんでした。
しかし色々探していると予約無しでもいい精神内科の病院を見つけたのです。
ねとらじのリスナーさん達のおかげで勇気を出して私は一人で行ってみました。
長くしすぎるのもなんなので「続く」みたいな感じで終わらせました。
今私が幸せになってきている最初のきっかけはやはりここだろうと思ったので。
ねとらじリスナーさんで今も仲良くしてくれてる人は何人かいます、ありがたいです。
ここまで読んでくれた方も有難うございました。
次回続きみたいに書けるかわかりませんが、また読んでくれる人や反応してくれる人がいたら嬉しいです。
コメント、批判がくるのではと怖くて設定できなくて申し訳ありません。
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