ブラックパンサー感想
(11/19鑑賞後の感想)
観てきた。あの、私、今回、しっかり前のブラックパンサーをもう一回観た上で行ったんです。ええ。ブラックパンサーのヒーローとしてのあり方がずっとヒーローで最高に好きだから。もう一度前作を観ていったんです。流石にもう一回指ぱっちんとかそのラインは観ずに、ブラックパンサーだけ。
結果、今作は前作のブラックパンサーが好きな人ほど辛いかもしれない。私ははちゃめちゃに辛くてアイライナーとアイシャドウとは観てる間にバイバイしてウォータープルーフマスカラだけは最後まで共にいました。
ほんとにつらい。
悲惨な現場が、とかじゃないんだけれど、いやそれなりに悲惨だけど、前回の兄妹をみて、キングティ・チャラを好きだと、もうやめてくれってなる。なった。
映画予告の段階で兄妹愛とか家族愛的なのを強めに描かれるんかな、泣くやんそんなんて思ってたけど違う方向で嗚呼もうやめてくれという作品。ほんとつらい。ちなみに私には弟がいるが全く思いを馳せることなく終わったのでそこら辺は関係ない。そういう兄妹愛じゃない。
ただのティ・チャラだけではなくキングとしてのティ・チャラを含めて、ブラックパンサーを含めて、そう、三位一体のティ・チャラを愛するものが苦しむ映画。実際の兄弟姉妹の感覚はそう関係ない。王族で守護者とかしていなければ大丈夫。そんな人は漫画やアニメ映画にしか居ないとして。
ほんと辛い。
なんとなく収まった様な終わりだけどまじで何にも解決してない。絶対またなんか起こるやん。
一応ネタバレなんない様にと思ってぼかして書いてるつもりだけど、マーベルシリーズ全部観ときたいって人は観て。けど、まじで前作というか前のブラックパンサーが好きな人は覚悟して。
ブラックパンサーを終わらせなかったことに多少の感謝こそあれまじでなんでそうしたそうなったのつらってなる。観てる時心臓痛かった。ギュンってなる。
あとはね、衣装とか装飾は相変わらず最高にかっこいい。そこは好き。各部族それぞれの衣装も近衛兵のスーツも新しいブラックパンサー衣装も好き。戦い方もちゃんとパンサーを連想させる様な動きで好き。スパイダーマンに近いっちゃ近いけどパンサーはコミカルじゃなくて無駄のない美しい動きって感じなのよ。
けどほんと辛かった。心して見て。いやむしろ観なくていいかも。
キングティ・チャラ、チャドウィック・ボーズマンさんのご冥福をお祈りします。