見出し画像

鹿沼旅 - 神社と日本酒 ① 古峯神社探検編

11月23・24日の2日間、栃木県鹿沼市を訪ねました。
今回は、Camellと東武トップツアーズさんのコラボ企画として、モニターツアーに参加させて貰いました。

いつも自分で一つ一つ決めて旅に出るので、まるっと全行程、ツアーで旅行に行くなんてはじめてなのでは…?
なーんの下調べもしないまま、当日を迎えるなんてとても新鮮。計画を立てるのも旅の一部とは思っていたけれど、丸投げ出来るのも楽で良い………怠惰な一面が現れてしまいます。

というわけで、今回の旅の舞台は鹿沼。
メインイベントは小林醸造さんでの日本酒作り体験と、古峯神社での宿坊体験の2つです。

カメラをS9に変えてから初めてバッテリーの危機を感じるくらい写真を撮りまくったので、写真多めでお届けします。(毎回そうなる気もする…)

スペーシアXに乗って

浅草発、日光へ向かうスペーシアX。
初めての乗車でした。
1号車はカフェになっていたり、ボックスシートや個室など、色んな席も選べるので、次に行くときは友達や家族と個室を予約してワイワイしながら移動したいな。カードゲームとか持ち込んでも楽しそう。

私達は普通席。特急料金払うだけでこれだけ立派な席に座れたら十二分です。

カフェでお買い物をするためには整理券をオンラインで勝ち取らないと行けないのですが、一緒に行った方が見事入手してくれたので、後ろにくっついて行って、中に入らせて貰いました。
ビールサーバーあるおしゃれなカウンターで、日光や栃木と関係がある食べ物・飲み物が多く販売されていた印象。
悩みに悩んだ末に、私は「ニッコーラ」と「酒粕バターサンド」を購入しました。
特に、酒粕バターサンドがとても美味しくて、ふわっと軽いバタークリームと、ちょっと固めのクッキー生地。冷たい状態からだんだんと柔らかくなっていく、バタークリームの変化も楽しめちゃいます。
朝ご飯を食べたばっかりだったはずなのですが、お構いなしに美味でした。

カフェの名前は「GOEN CAFE」。
1号車目、カフェ車両からの景色。
コーヒーと迷ったけど映えるのはコーラでしょってことで「ニッコーラ」を選びました。スパイスが効いたクラフトコーラ…大好きです。
マツコが絶賛していたというバターサンド。

目的地の新鹿沼駅に到着してあらびっくり。いちごに囲まれた可愛らしい駅に出会いました。
これから2日間お世話になる、小林醸造の小林社長が素敵な羽織を着てお出迎えしてくれました。
日本酒がメインの酒蔵のはずだけど、羽織にはぶどうが…?
振り返って気付いたのですが、小林社長はワインが好きだと語っていたので、稲穂ではなくぶどうなのでしょう。

いちご!ピンク!
これから2日間、お世話になる小林醸造の社長。駅までお迎えに来てくれました。
どどん!と大きないちごのオブジェも。これからいちごを見たら、絶対鹿沼を思い出すだろうというくらいのインパクト!

天狗が修行した地・古峯神社へ

新鹿沼駅から車に乗り、本日の宿泊地でもある古峯神社へ向かいました。
車移動中、配布して頂いたパンフレットに目を通しつつ、1つの神社についての資料をこんなに真剣に読んだこと無いな思いました。

到着して1番の感動は、まだ紅葉が綺麗に残っていたこと!
例年のこの時期は、もう紅葉は終わりもみじは散ってしまっているようなのですが、今年は寒くなるのが少し遅かったのか、赤、オレンジ、黄色と、秋の色を楽しめました。

入口から紅葉が!
ぽつんと紅葉(もみじ)。
水面に浮かぶ紅葉(もみじ)もなかなか風情があります。
ずらりと並ぶ願いの数々。
少年が平和を願っていてほっこりしました。

神殿に踏み入れたとき、驚かされたのは天狗さんの多さ!どの部屋にも天狗さんがいらっしゃって、緊張感が高まりました。
自分よりも大きな天狗さんから、ひょっこりと顔をだす小さな天狗まで、表情も豊かでなんだかかわいい。
とはいえ、夜はちょっと怖いかもしれない…と心の中でぽつり。

この旅ではじめて知ったのですが、鼻の長い大天狗と、くちばしのある鴉天狗は2体ペアだそうで、神様の使いなのだそう。
個人的には鴉天狗の方が見た目が好きなので、修行を積んで神様の使いになるのであれば、鴉天狗になりたいです。

屋根の上にも天狗!
破魔矢の天狗は大天狗。
この大天狗はなかなか可愛い。
ずらっと並ぶ天狗の面。この部屋は360度天狗に囲まれていて、どきどきしちゃいました。
顔だけのお面なのだけど、私よりも大きい!大天狗の鼻が大迫力すぎました。
神の使いがお家を守ってくれたら、心配する事は何もなさそうです。

古峯神社の神殿を探検していると、天狗さん以外にも好き!と思える巡り合わせがいっぱいありました。

あっ!と、足を止めてぱしゃり。
修理の予定はあるのかしら。
ちょっとくしゃっとなった紅葉(もみじ)も乙です。
消印が天狗のイラストだったりしたらお手紙書きたくなっちゃうかも。
ガラスに張り付いた紅葉(もみじ)に惹かれていたりする。
地元民ぽさを感じる。

この後の日本酒作りで御神水を使わせていただく事になっていたので、神主さんに案内してもらい、お水を汲みに行きました。
それにしても神主さん、装束姿なかなかにお似合いで。
話は脱線しますが、神社に従事する方々が着ている装束について興味が湧いたので調べてみると、
被っているのは「烏帽子(えぼし)」、赤い羽織ものは「狩衣(かりぎぬ)」、水色の袴は「差袴(さしこ)」と言うそうで、袴の色によって神主さんの身分が違うんだとか。
(参照:「神主さんの服装」袴の色で位がわかるって本当?)

こうして、振り返って疑問に思った事を調べるのもなかなか面白いなぁなんて思いました。

浅葱色は三級。
一人ひとり、柄杓で丁寧に御神水を汲みました。

その後、お昼ご飯に直会(なおらい)を頂き、古峯園へ移動。古峯園にある、峯松庵ではお抹茶とお菓子を頂きました。

神事の最後に供物やお酒を飲食する事を直会と言うそう。
神々にお供えしたものを下げて頂き、身体を清めるという意味合いもあるとか。
古峰園までの道のりでばったり。
細々したところに季節を感じさせてくれるものがあるのが、茶室の良いところ。
柄杓を立てている杓立(しゃくり)も、実はイチョウがモチーフ。
お抹茶を立ててくれたおばちゃまの手。
庭園も色づいてました。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
次回はいよいよ、日本酒作りスタートです。お楽しみに!

いいなと思ったら応援しよう!