花嫁の手紙
仕事の話とは全く関係のない話。
来週大好きな友人の結婚式に参列します。
同級生だけど、私のお姉ちゃんのような存在で今の家に越してきたのも彼女がすぐ側に住んでいるから。
なので結婚するって聞いた時、凄く嬉しい気持ちと寂しい気持ちが溢れて複雑になりました…。でも来週は本当に笑顔で送り出したいと思います💪
そんな彼女が何年も前にポツリと言って印象的だったのが、結婚式での花嫁の手紙の内容で
「反抗期のあの時はごめんね的なやつ。あれ、家でやってほしいよね」
なんてこと言うのー!この人ー!😱
と当時はビックリしましたが、今ならその気持ち結構わかる。わざわざ結婚式の披露宴という場で突然始まる新婦家族の公開反省会。
親子関係においてどこでもある話とは言え、家の恥ずかしい話をわざわざ参列者全員に対して言わなくて良いと思う。話のネタなら他にいくらでもあると思うし。
そもそも「ごめんね」も「ありがとう」も人生において人との関係を続けるにあたり1番大切な言葉でその言葉を大事な人相手にその時、大事な時に言えないってどゆこと?と思うようになってきた。
もちろん思春期やタイミングで言えないとかあると思うけど、でもわざわざ披露宴で言わなくていいことだと思う。
だいぶ捻くれた批判的な考え方だけど、こう思うようになったのは印象に残る手紙が3つあるからだと思う。2つは共に両親への感謝のみを綴った手紙。
『私はあなたたちに沢山愛されて育ちました。本当にありがとうございました。』
ざっくり言うとこんな感じで、楽しい思い出と大事にされた思い出、愛されていた思い出を話していて、今でも読み終わった2人のすっと伸びた背筋と凛とした笑顔が印象的で忘れられない。
参列者の拍手も暖かく大きかったと思う。そして何よりご両親は誇らしいと思う。
3つ目は白血病を克服した友人の手紙で、生きていることの感謝と自分の使命感を読んだもので、彼女の手紙は同じテーブルの高校の友人全員で号泣した。笑
『生かされていることに感謝して生きていく』
こんなこと普通の人言えませんよね…。そして参列した人の人生観に影響を与える前向きな手紙でした。この子の場合はご両親へのとかではないのでちょっと違うかもですが…。
高校2年の秋だったかな、入院している彼女に会いに行った時、無菌室に1人でいてダニの発生も危険ということで、ぬいぐるみも持ち込めず、リラックマのイラストをラミネートして持ち込んで眺めて過ごしている姿が衝撃だった。
あの頃丁度「世界の中心で愛を叫ぶ」がヒットして白血病を少し知った気になっていたけど、やっぱり側で友人が闘病している姿を見るのはドラマとは違って生々しく辛かった。
電話(あの頃は家電…)で「再発したから明日の午後から入院するんだ。」と聞いた時、「あぁ、もしかしたらこの子は死んじゃうかもしれないんだ…」と冷静に思ったのを覚えている。
午前中にみんなを集めて撮った写真を見返すと今の自分の「今やらないと後悔する」という考え方の元になってるとつくづく思う。
明日には死んでしまうかもしれないから。
彼女が生きていて、好きな人ができて結婚すると聞いた時本当に嬉しかった。闘病の後遺症のせいで沢山の悩みを抱えていたから。
健康な私が悩む理由なんてちっぽけなことだなと本当に思った。使命を全うすべく尽力している彼女を応援したいと思います。
…だいぶ脱線しましたが、という感じで、私が好きな印象に残っている結婚式の花嫁の手紙でした。
来週式を行う友人がどんな内容を読むのか。はたまた手紙は読まないのか!?読んだ内容が公開反省会だったら私怒るよ??笑
ドレス何着よう〜。
華やかな式になるよう参列者として尽力するよ!
しかし2月の式いいなぁ〜✨
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