「どうしてそんなにマネージャーに頭下げてるの?」という音響監督の言葉がずしんときた話
私が某作品の打ち上げの席に参加している時、
音響監督さんが「どうしてそんなに事務所のマネージャーに頭を下げてるの?」という言葉を口にしていました。
声優業界では多くの声優が声優事務所に所属していて、そこからお仕事をもらって作品に出演する、というのは一般的です。
中にはフリーランスでお仕事をされている方もいますが、まだまだ事務所所属の人が多いイメージ。
その打ち上げの席にはマネージャーも参加していて、マネージャーに対してものすごく腰が低い新人声優さんがいて、(新人声優が腰が低いのは結構普通のことなんですが)
それに対して、音響監督から投げかけられた言葉でした。
音響監督さんは音響制作会社に所属している方が多いので、声優事務所に依頼して、その声優事務所の声優を起用する立場にあります。
つまり声優事務所側の人ではないんですよね。
その言葉を聞いて、「あぁ、音響監督から見たらそう見えるんだなぁ」と
思い、言葉がずしんと胸にきました。
マネージャーさんは一生懸命営業をしてくれるし、お仕事をとってきてくださる。
請求書の請求とかスケジュール管理とか、そういう面倒なバックオフィス系のことも全部引き受けてくれる。
そんなマネージャーさんがいなければ仕事はできない。
だからそんなことを疑問に思ったこともなかったんですよね。
今日は、そんな話から思うところを掘り下げて、
・日本の声優事務所の問題点
・海外ではどう違うのか
・フリーランスの声優の働き方
・私がフリーランスになった理由
について書いていきたいと思います。
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