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死に際にお金も名声も必要ない。

いや〜エライ目にあった。

昨夜道を歩いていたら突然視界がぐわんぐわんしてきて、傾斜のある道が本当に傾斜なのか?私の錯覚からそう見えるのか?とどんどん気持ち悪くなり、悪寒がザッとお尻から頭のてっぺんまで駆け抜け、吐き気に襲われた。

よく考えると気分が悪くなる10分前くらいに「ゴキゴキッ」とすごい音を立てて首を鳴らした。これのせいか…あるいは脳内でやばいことが起きてるのか…

なんにせよ想像力豊かでなんでも大袈裟に捉えてしまう私は「死ぬ!?死ぬの!?!?私ここで死ぬ!?!?!?!?」と一瞬でいろいろなことを考えた。


でもその時考えたことが不思議だった。

大切な家族のこと、もう一度会いたいと思う人の顔、ここで通信途絶したら毎日のようにオンラインで会話してるサロンメンバーは心配するだろうなぁ、とか。そんなこと。

全部「人」のことだった。


結局今日首のレントゲン撮ってMRI検査までして(!)原因はわからずでしたが異常もなく、至って健康体。「お薬何もないんで〜」と言われて約8000円のお支払いで健康のエビデンスを手に入れた。高いけど安い。

なんだったんだろう。


昨日の夜から今日のお昼くらいまでは吐き気と戦いながらスマホもPCも見られず、ボーっとする時間が流れた。

普段、何もしないことができない病で隙あらば何かをしている私が、ぼーっとただ無為な時間を過ごすというのはなかなか珍しいことでものすごく退屈だった。


その時に思ったことは、「死に際にはお金も名声も関係なくて、思い出されるのは大切な人たちの顔なのだな」ということ。

当たり前だけど死んじゃえばお金も知名度もどうでもいい。それよりも残す人のことばかり考えてしまう。


毎日「もっと稼がなきゃ〜」とか「もっと知名度あげたいな〜」とか必死にブログ書いたりSEOの勉強したり、次のビジネスは何にしようとか考えてるのに、その何一つあの世には持っていけないと思ったら、

その何もかもが健康あってこそ求められるもので、もっと根本はシンプルなものなんだな〜と思った。

健康だからこそ走れるんだ。


死ぬ時に「あの人といっぱい遊んでおいてよかった」「あの人を大切にしてよかった」「あそこで見た景色は綺麗だったな」みたいなことを思って死ねるように、健康的に生きて良い思い出をいっぱい作らなきゃな、と改めて思った。

たまには自分の死を妄想してみるのも悪くないかもしれない。


ちなみに私、ゲゲゲの鬼太郎で有名な水木しげる先生が好きなんだけど、水木しげる先生の睡眠に対する考え方がとても素敵。

人間は寝ることによってかなりの病が治る。
私は“睡眠力”によって傷とか病気をひそかに治し、今日まで”無病”である。私は”睡眠力”は”幸福力”ではないか、と思っている。
「自分はどんなに忙しくても十時間は寝ています」
「睡眠をバカにしちゃあいけませんョ」
「眠っている時間分だけ長生きするんです 幸せなんかも“睡眠力”から湧いてくる」

実際同世代の漫画家で手塚治虫さん、石ノ森章太郎さんらは寝ずに漫画を描いていたらしいが60歳の若さで他界されている。

水木さんは93歳の長生き。


好きなことをなるべく長く続けるためには、健康寿命を伸ばすということが大事だ。

さて、今日も早く寝よう。


あ、みなさん、首をゴキゴキ鳴らすの本当に危ないんで癖でやっちゃう人は今日からやらないようにしてね。

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