青春の終わりに花束を

さぁやってまいりましたFKBCです!

実に一年ぶりの記事投稿。
狙っていたわけではないのだけれど、そーゆうAnniversaryなモノにしていっちゃおうと思い始めた今日この頃です。

AIRのリリースから始まった2024年
クラウドファンディングで叶えることができた初の全国無料ツアー
「ロックンロールスクールツアー2024」がやはり印象深い。

モーションキャプチャーシステムをまるっと会場に運搬し
100mクラスのSDIケーブルやマルチケーブルを引き、ライブのリアルタイム性を極限まで追求するという試みを行った。
運搬はみんな大好きハイエースだ。
ハイテクなのかアナログなのか(おバカなのか)もうよくわからないけれど
「ライブ」というモノ、「キミたちのところに会いに行く」ということへの、僕らの「こだわり」は貫けたかなと思ってる。

初ということもあり
色々なトラブルに見舞われたりもしましたが
チームの団結力が強まったり
人と人のつながりみたいなものを感じたり
技術レベルが向上したり
ちゃ~んと成長できたなと思ってます。
(たぶん自分が一番トラブったけどMVPは自分だと思う、思いたい、違いない)

また、とても重要なポイントとして、
MaiRがノンストレスでライブ(お客さん)と向き合えたかどうかということがある。
(本来MaiRが気にしたり考えたりしなくて良い領域のストレスのことを指している)
これは及第点は取れたかなと思ってる。

夢や幻やデータやAIじゃなく
全国各地のMaiRを待つ愛すべき人達が
本当に存在して
楽しみにしていてくれたんだなと
これは当たり前じゃないなと
大切にしなきゃいけないなと
そんなことを思いました。

改めて
ご協力してくださった滋慶学園の皆様
協賛してくださった企業の皆様
遊びにきてくれたお友達や関係者様
ツアーチームのみんな
そして愛すべきめあめいとのみんな
ありがとうございました!!!!!!!



「AIR」「せめて、青く」「ロックンロールスクールツアー2024」
と、活動内容から感じ取れるように
2024年の表側を一言にすると「青春」だったと思いますが、
一方、2024年の裏側を一言にすると「思案」でした。

物凄い速さで変化していく時代の潮流に
自分たちはどう向き合い、何を届けていけばよいのか
そもそも自分は何をしたいのだろうか……(モンモン)
掘って掘って考え続けた一年だった。

好きなこと、やりたいことで評価を得たり
飯を食っていくっていうことは
ものすごく難しいことで
大抵、生きてく上で好きではないことを頑張ることが
多くなっちゃうと思う。

好きなことを仕事にしちゃうと
好きじゃなくなってしまうかもしれないから
趣味にとどめておく
っていう考え方の人もいるよね。

活動に全てを費やしている自分たちにとって
オフの日に映画を見に行くことも
自然に触れることも
友人や家族と会うことも
結局、仕事である「一番やりたいこと(活動)」に活かすための
行動になっているわけで、
現実逃避にはならない、常に向き合わなければいけなかったりするんだ。
(僕は釣りしてる時だけは完全に逃避しているが)

その中で面白い発想や魅力的な作品を
フットワーク軽く出力し続けていくことの難しさ、
精神を保ち、安定した活動を続けて行くことの難しさ、
その中で結果を出すということの難しさ、
自我を持たず、AIのように、
データを指示書として、相手側ベースで行動できる人間のほうが
生きやすい世界に僕らは生きている。

そんな世界で心すり減らして生きている人たちにとって
MaiRという人間はものすごく貴重な存在なのだ。

何年後かに今を振り返った時
これでよかったと思える活動、人生を歩みたいものです。



僕の現在地としては
「目標確認!前へ進め!」
という感じでとても良好です。

ここ3週間くらいの間で
五皮くらい剥けたと思います。むき出しでヒリヒリです。

色々あったんですが、特に大きかったのは、
精神的に極限まで落ちたら、
ストッパーを解除して行くとこまで行ったら、
自分っていう人間はどうなっちまうのかなという危険な実験を行ったことです。
(実験と言いつつ、不本意にそうなっちまっただけだが…)
※マネしちゃダメ♡

そしたら今まで見て見ぬふりをしてきたこととか
心にぶっ刺さってる言葉とか
目も合わせたくない傷付いた出来事とか
不安や不満とか
自分の薄情なところとか
様々なキモチが見えてきたわけです。
車運転してたら急に涙が止まらなくなったりして(危ない)
俺ってこんな一面あったんだなぁと
「今までごめんなぁ俺~」と思ったわけです。

そんな経験をして、無事乗り越えてみて、わかったのは
たしかにこれも自分を構成してる一部なんだけど
決して「俺のド真ん中」ではないということ。
幹の部分ではないということ。

今まで見ないようにして放置してきた
枝の部分だけにフォーカスして
しっかり丁寧に手入れをしたっていう感じ。

この出来事だけじゃないけど
沢山見て聞いて話して感じて考えた結果、とても自分というものが明確になったし
「ああ、俺って俺のこと好きなんだなぁ、ナルシストだなぁ」
って思いました笑

……うむ、ちょっと自分語りが過ぎたようだ。
ともかく、僕はとても良い状態にあるので
2025年楽しみにしててもらえると嬉しい。
驚くようなことを仕込んでるよ。現在ねりねり中だ。
僕は君が喜んでくれて、その結果自分が褒められ称えられるとものすごく喜ぶのだ。





先日のMaiR - Shout My Live 2025 - は楽しんでもらえただろうか?
ステージとシステムを考案含め3日間くらいで作り上げられたのは
ひとえに俺のパワーでしかない。さっそく褒めていいぞ!

……というのは置いておいて

これは僕の考えがこうというだけで他を否定する気はまったくないのでそこを承知の上で聞いてもらいたいのだけれど、
まず僕らは、ネット越しであっても、画面越しであっても、
見てくれているキミたちひとりひとりに歌を、思いを、言葉を、ライブを届けたいと強く思っている。
これはライブビューイングではない、歴としたコミュニケーションなのだと。

そんな考えをもっているもんだから
VTuberライブでよく見る「サイリウムを振るお客さんの3D」がそのコミュニケーションに一枚余計なフィルターとなってしまってはいないか?
ライブビューイング化してないか?
誰に向けて歌ってるのか、本質を見失ってないか?
と思ってしまうわけです。

もちろん、演出という面だけで見ると、めちゃめちゃ魅力的だなと思います。派手だし雰囲気も増す。見る側もやる側もキモチイイでしょう。
(僕もMaiRのライブじゃなかったら、ふつーにやると思う)

最初にも言ったように、他や王道を否定することがしたいのではなく、
自分たちはこうゆう考えを持って、ゆえにこのような選択(お客さん3Dは配置しない)をしているということを、しっかり説明をしないと感じ取ってもらえないかもしれないと思ったのだ。
「体験して、感じて、考える」「行間を読む」「曲間を聴く」ということを楽しまない風潮というか、わかりやすさ至上主義な考えが強まっていってると思うのだ。

なので、可能な限りの「見える化」を行いたいと思い、
自分の主義には反するがこのように書き残すこととした。
今後こういった機会は増やしていきたい、伝えていきたいと思っている。(僕は表面的なアプローチのほうが実際得意だと思う)



同時接続が最大で1345人集まってくれた。
とても嬉しい。もっと沢山の人に来てもらえるよう頑張っていきたいと思っている。
一緒に楽しんでくれて、MaiRのライブを選んでくれてありがとう!




ライブ内で
MaiR LIVE SERIES「NAKED」の発表をした。

https://www.edward.co.jp/live/news/detail/876/

4か月連続での現地リアルライブだ。


知ってる方も多いと思うが
我々の活動拠点はインターネット&宮城県仙台市だ。
運営会社である、
株式会社エドワードアンドカンパニー(エドカン)の所在地でもある。

この仙台市で、弊社のグループ企業が運営している
「誰も知らない劇場」という会場でライブを行う。

東京ならまだしも、
仙台で4か月連続の現地ライブ
これはかなりの挑戦だったりするのだ。
☆心の声「頼む!お客さん来てくれ!!!お誘いあわせのうえ!!!」

収益の多くをYouTubeの広告とスーパーチャット、
グッズ売り上げから得ている現状から、
ライブシンガーであるMaiRがよりMaiRらしく活動していくため
新しい生き方を見つけるための施策という側面もある。

遠方から遊びにきてくれるという方や
気になるけどチケット代がなぁ
という方にもなるべく来てもらいやすくする為に
3000円という価格設定とさせていただいた。

品質を下げることで価格とのバランスを取ろうなんてことは
もちろん考えていない。ライブは最高のものをお届けする。

自分たちでモーションキャプチャーや会場を所持運営している「強み」の部分でカバーをするという戦略だ。
なので、決して他企業や個人の同業者さんに同じ条件を求めたりしないようにしていただきたい。
VTuberはみんなが思っている以上にお金がかかるのだ。(マジで)


4公演それぞれまったく違ったテーマを持ったライブとなる。
3月30日の第一回はテーマ「クール」だ。
MaiRの本領とも言えるバチバチにカッコイイナンバーで最高のライブをお届けします。

劇場なのでライブハウスではないんだけれど
すでに簡易的なリハは行ってきていて
「こんな爆音にしても良いんだ…!やったぜ…!てか音良いな…!」
という確認はしておいたので安心して音を浴びにきてほしい。

会場キャパはMAX150名だが
機材配置の関係などで、120名ほどを迎え入れられる状態となっている。

RRSTではほぼ同人数のチケットを即完売させることができたが
今回は有料ライブということで、予測が立てられない、ゆえに挑戦なのだ。

最高のライブと歌を届けるので、ちょっとでも興味があるそこのキミ、
ぜひ遊びにきてほしい!
すでに来てくれることを決めたそこのキミ、ぜひお知り合いも一緒につれてきてほしい!
みんなでMaiR沼にハメてやろうぜ…!(ヘヘヘ)

現在メンバーシップでのチケット抽選先行期間中!!!
メンバーのみんなは忘れず申し込んでくれ!!!
詳しくはMaiRのYouTubeコミュニティをチェックだ!



ということで、
めちゃくちゃ長くなってしまったが
2025年のアニバーサリー思いのたけ記事でした。

青春を駆け抜けた我々が
この先どこへ向かっていくのか
しっかり見ていてください。

では、また会おう!!!!!!


ALIVE MUSIXリーダー
ふくぶちょー / FKBC


いいなと思ったら応援しよう!