首相よりも支持率が高い(かも知れない)方々が活動休止する最終日
今日は嵐が活動休止する最後の日。
"頭では分かっている。納得もしている。ただ、寂しい"
そう思っている日本国民は多いはずだ。
たとえ男性であっても、そう思う人は少なからずいると思う。
私は非常に寂しい。
"嵐のファンクラブに入会してるわけでは無い。それでも、嵐は好きだ。ファンだと思う"
そう思っている日本国民は多いはずだ。
たとえ毎回最新曲をチェックしていなくても、バラエティーを観ていなくても、
誰がリーダーなのか分かるだろうし、5人のフルネームは難しくとも、愛称は言える人は多いと思う。
私は彼らのメンバーカラーも言える。
嵐の曲をみんなが知っている。
嵐が好かれる理由の一つはこれだと思う。
たとえおじさんでも、歌が下手でも、花男を見ていなくても、
love so sweetは歌える人、曲のテンポがわかる人は多いだろう。
この曲のおかげで
社員旅行とかのカラオケでみんなで歌える曲の一つになっている会社もあるかも知れないし、
結婚式で利用したカップルは、今でもこれからも居るんじゃないかと思う。
名前が覚えやすい。
好きな理由というか、有名になった理由というか、これも一つだろう。
デビューして随分経つグループ(SMAPやV6)はみんな名前が短い。覚えやすい。
最近の名前は長いグループが多く、省略されているのが殆どだ。
SexY ZOONはセクゾ、Hey Say JUMPはジャンプ、King & Princeはキンプリ。長いな。
"嵐"は故ジャニーさんが名付けたらしいが
「あいうえお、でも1番の"あ"から始まる。
アルファベット、でも1番の"A"から始まる。
1番になって欲しい気持ちを込めた。」
は、有名な話だ。
ただ、もう一つの
「新聞のテレビ欄に省略されずに載ることが出来る"嵐"は、覚えられやすい漢字だ。」
というのには驚いた。
新聞のテレビ欄の事まで考えてグループネームを作るんだなと。
何となく"良さそう"に思わせてくれる。
なんとなく、というのは失礼かも知れないが、実際に話したことがないから、明確な事を言えないからそう言わせてもらう。
仲良さそうに見える。
信頼しきってるように見える。
性格がみんな良さそうに見える。
これは、視聴者側からしたら本当にそう見える。
喧嘩や言い合いなんて、信じられないくらいされたと思うけれど
それを5人で乗り越えたという絆。経験。価値。
5人が5人ともに、歌が上手いわけでも、ダンスが上手いわけでもない。
歌なんて、もしかしたらインディーズの方が上手いかも知れないし、ダンスだってそうだ。
でも、惹かれる。
それが嵐だ。何故か惹かれる。嫌味がない。好いてしまう。
今もしかしたら、残念だけど、失礼だけど、
首相よりも支持率はあると思う。(あくまでもしかしたら)
嵐が私の青春だった
そういう人は多いかも知れない。
今の30歳前後は、青春そのものだっただろう。本当に。私が良い例だ。
学校の昼休みでも曲はリクエストされるから、興味がなくても知ってしまう。
嵐を息子の様にみてしまう親世代も、青春そのものだったかも知れない。
娘の気があるもの、今の流行りを学ぶには嵐を知っていればついていける、と思う父親も居ただろう。
男性から見ても学ぶところが多かったと思う事から、男性ファンも多くとの事だ。
分かる気がする。
"決してあざとくない"あの感じが良いのだ。
自分自身の仕事を
日本国民に好かれている素晴らしさ
政治家や著名人であっても、認めて貰っても好かれる事は、好かれ続ける事は難しいはずだ。
だが、彼らはやりきった。
警察沙汰になる不祥事も多くなく、恋愛をしたくても堂々と出来ずに、プライベートを隠し通して。
つらくて笑いたく無い時なんて多かったと思う。けれど、嵐の印象は笑顔しかない。
犠牲が多かったからこそ、認められ、好かれ、支持されているのだと思う。
仕事を21年やり通して、認められるなんて、そんな素晴らしい事は無い。
どこかの企業にはいるかも知れないが、おそらくプライベートは隠さず、堂々と生きているだろう。
だからこそ嵐には幸せになって欲しいと願う。
明日、2021年1月1日から、リーダーの大野智さんは芸能界から顔を隠す。
4人も、1人ずつの活動に代わる。
結婚するメンバーもいるだろう。
是非して欲しいと私は願う。
明け暮れるまで飲み倒すメンバーもいるだろう。
警察沙汰にならなければ好きなだけやれば良いと思う。
得意な事を伸ばして、やった事の無い事を挑戦されるメンバーも居るだろう。
その姿は私の励みになる。
オリンピックが始まったらカイトは流れるだろう。
是非流して、嵐が解散されていない事を示して欲しい。
沢山の幸せをありがとう。
次はあなたたちが自分自身の幸せを探す番だ。
大野くん、行ってらっしゃい。
チョコレートに牛乳
おかえり。と言えるその日が来る事を願って。
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