夢を叶えたいなら、公言しろ
ハローハロー。13歳のわたし、元気か?
13歳のお前は、とある女子中に進学するぞ。
一つ、残念な事を伝えておこう。
お前の夢は叶わない。
13歳の頃に描いた夢は叶わず、
しかも思い描いていた27歳とは違う、まるで違う人生を歩む。
夢を叶えたいか?
なら、まずは公言する事だ。
馬鹿にされても、何を言われても、その覚悟を持って、親に話してみる事だ。
13歳のお前は、親が嫌いだろう。
だから、話したくないし、打ち明けたくないはずだ。
でも、覚悟を持て。
その覚悟すら無い奴が、夢など叶うわけが無い。
夢に1歩近づく為には、絶対に親に打ち明けて味方に付けろ。
馬鹿にされても、真剣に話したら聞いてくれる両親だ。
27歳のわたしはな、
都会でバリバリ働くキャリアウーマンでも無く、
かっこいい旦那がいるわけでも、子供が居るわけでも無い。
身長は思っていたより伸びないし、友達もそう多くはない。
相変わらず、素直さと謙虚さが乏しすぎる、彼氏募集中の27歳だ。
そんな私はな、夢が忘れられない。
そんな人生を歩みたいか?
そんな人生を歩みたくないなら、ウダウダグダグダ言うんじゃなくって、
自分の人生と向き合って、覚悟を持って、前へ進め。
それが、27歳のわたしから言える、たった一つの助言だ。
素直になることや、謙虚になること、愛嬌を持つ事。
全て大事だが、
夢を諦める方が、うんと辛い。
だからな、覚悟を持って打ち明けろ。
それが、お前の未来を明るくするだろう。
大丈夫。失うのは殆ど無いはずだ。
結婚相手もまだ居ないんだから、まだ出会えていないんだから。大丈夫だ。
ハローハロー。13歳のわたしへ。
元気か?
大丈夫。
どんな道を選ぼうとも、わたしはお前の味方だから。
チョコレートに牛乳