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初対面のメンバーで最高の時間を過ごすやり方
最高の時間、つまり、
「あれ?もうこんな時間経ったの??!」
なーんていうのが最高の時間だと認識してる。
よくある話でいうと、楽しい授業は一瞬で終わる、と言うのと同じ。
私は初対面ながら、2時間程話したはずだったが、いつの間にか4時間30分経っていた時には、驚きが隠せなかった。
ここで、私が体感した
とある食事会を元に考えた事を打ち明ける。
最初から楽しめるものなのか?
「今度、ご飯に行きましょう」
カフェで働いていた時に50代程の既婚男性のお客様から声がかかった。
怪しい関係になるのでは、と思ったので1度断り、それでも再度誘ってこられたので、受けてみる。
名刺を預かり、怪しい人では無い事を理解し、
連絡先を交換する。
2人での食事と思いきや、
「今晩の食事は僕を含めて4人になります」
と、当日連絡があり、
「!!?」
ドタキャンするのも悪いので、初対面4人とディナーを食す事になった。
結論から言うと、
普通の人が、初対面で楽しい時間を最初から過ごすことは、すごく難易度が高い事だと思う。
と言うのも、
社交的、人見知りで無いと他人に認められる私でさえ、初対面はそこそこ緊張するし、
一度会っただけの関係の人に自分の内心を打ち明ける事は0に等しく、
可能な限りは、良い距離を保とうとする。
そう、きっと、それが普通であり、
最初から最後までがその連続で、
"楽しい時間を過ごしてもらえたかな?"
と相手の気を使う程が、初対面でのディナーだろう。
初対面のディナーで何を話すのか
ではどうすれば、
途中からでも初対面のメンバーで最高の時間を過ごす為にはどうするべきか?
「初めてまして。○○(会社名)の○○(名前)です」
上記にも書いているが、ディナーを共にしたのは4人で、
カフェで誘ってきた50代程の既婚男性、そして20代未婚の女性2人だった。
自己紹介をして、他3人から名前を聞いたが、すぐに名前を忘れる。
夕食の時間、合計して4時間30分程は名前を呼ばずに、目線を合わすだけで話を進めていた。
正直に言うと、コミュ力が高いと言われる私でさえ、
「この子達のコミュ力の高さ、半端ないw」
と思える程の、接客慣れした女性達で、
雰囲気と、タイミングと、話題提供がずば抜けて長けてる方々だった。
それであっても、
共通の話題を探す事は難しく、
2:2で話すのも違う気がした私達は
盛り上がるネタや、新規の話題を生み出すよりも
4人で1つの話題に対して、"質問"や"疑問"を問い続けた。
例えば、
誰が、いつ、どこで、何を、何故、どうやって、といった5W1Hを工夫して聞きまくる、という
答える側が答え易いように質問することである。
これには続きがあり、例えば
When(いつ)について、
その時代のバックグラウンドや、立場、家族の立ち位置、思考など
答える側が答え易い、つまり話が途切れない様に質問をした。
初対面の方々と話しながら気づいたこと
彼らと話している時に、ふと思った。
ここでの私は、下手な話でも、つまらない話でも、
今後関わりを持たない限り、恥じる事を話しても、今までや今後の自分自身に影響は少ない。
つまり
話したく無い事は話さないし、
大した話をしなくても相手は「あーそうだよね」と相槌を打って聞いてくれる。
だって初対面だから。
初対面だからこそ、気を遣われて良い反応をしてくれる。
という事は、
別に私自身にコミュ力が無かろうが、
目線を合わせに行く事と、少しの質問をする事で
周りで盛り上がっている女子会や、同窓会に劣ることなく、楽しそうな雰囲気が出来上がる。
初対面でのディナーは思っているより楽だと思う。
なぜそう思ったのかーーー。
①取引先との商談でも何でも無いなら、
口にモノを入れる時まで気を張り続ける事は無いし、
食事をするという行為で緊張を和らげる事が出来る。
片手間に笑ったり、どうでもいい話を右から左へ聞き流しても大丈夫と言う事。
②話したく無いことや、仕事の話は一切しない事で、自分の内心を打ち明ける事も多くはない。
③昔からの知り合いでも無い、これから関わる事も少ない関係で、
触れられたく無い部分には触れない関係が成り立つ、程よい距離感のある関係。
以上の3つを理解し、場の雰囲気に心の余裕が出来た、と分かった時に気づく。
初対面のメンバーで最高の時間を過ごす為に必要なこと。
それは、あるようで見つかりにくい。
それは、参加者全員が同じ温度感を持っている場合に成り立つ。
例えば、大勢のパーティなら
同じ温度感の人を探すことは難しく、一人で行くとなると楽しめるか不安になるだろう。
出会いを求めてる人も居れば、お酒を飲みに来た人や、様々居て各々楽しんでいる感じ。
でも、私が体感した4人という、お互いの顔をしっかりみて話せるほどの人数(最大5名かな?)であったら、
”楽しい会にしたい”というコンセプトの温度感が同じであれば、
きっと楽しめるし、最高の時間を過ごすことが出来るだろう。
つまり、初対面で最高のディナーの時間を過ごす為には
参加者全員が"この会を楽しい会にしたい"という想いを持って相手と接し過ごす、ということが第一条件である。
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