心からコミットすると世界が動き出す
物事を始める時に一番大切なこと
があります。
心からコミットする
「コミット」とは、自らの言動に対して決意や責任を持ち、覚悟を決めている状態を指しています。
これにより初めて、決めたことを実行に移す第一歩が踏み出せるのです。
人間の意志なんて弱いものです。
決めたつもりでも、易(やす)き流れてしまう。
そこで、よほど強く心に刻む必要があります。
それにはその目的の動機が、want toであればまだしも、義務感すなわちhave to であればなかなか本気になれません。
だからその目的をもう一度吟味する必要があるのです。
たとえ義務感であっても、それが自分にとってこんなに必要なことなんだとか、巡り巡ってこんな喜びに繋がるんだとか…
そこに思い至ることで初めて『腑に落ち』心の底から『やりたい』『やるぞ』と湧き上がってくる。
そこには一分(いちぶ)の迷いがあってもいけません。
これが『コミットする』の意味なのです。
もともと高い目標の場合、なんとなく始めたことなど、そうそう達成できるわけがありません。
大きなことを成し遂げようとするなら、自分一人ではできません。
しっかりと、その意志を心に刻んでこそ表情や態度、言葉に滲み出る。それが周りに伝わって、説得力のちがいになったり、協力者が現れたりします。
この意志は単に強ければよいというものではありません。
そのゴールを手に入れた姿をイメージした時、得も言われぬ『腑に落ちる』という感覚が必要です。
すると知らず知らずのうちに自らの行動が桁違いに積極的になり、ひらめきが起きやすくなります。
視点を変えてみましょう。
自分を取り巻く世界を出現させている素粒子があります。
そしてそれらに“意志と意識”の強烈な精神エネルギーが働きかけることで、ミクロの物質レベルでの干渉作用が起きます。
単なる精神論を言っているのではありません。物質と精神の関係を説いたサイエンスの領域に踏み込んだ理論にも関わってきます。
そう、これこそ自身に対しての本気のコミットが初めにあれば、自動的に自分を取り巻く周りの世界が動き出すというメカニズムなのです。
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