2024年1月6日 MOUSE PEACE 2024 ~我龍転生~ Zepp Sapporo 17:00公演
9年ぶりに北海道へとんだ。
出不精なオタクで基本的には関東圏、やる気があっても東名阪が主な活動範囲の私。特にここ数年は関東圏から出ていない。(ライヴへ行った日はインスタに記録しているので、一応さかのぼってみたら2017年にmode of MACABREで大阪と名古屋へ行ったのが最後の遠征のようです。2017年…?7年前…だと……?)
とにかく遠征はしないのです。基本的に。
地の利を得るために上京したので、地方へ遠征するのは本末転倒。あとシンプルに面倒くさいです。バンドとアイドルを掛け持ちしているので、旅費にかかる分でひとつでも多くのライヴへ足を運びたいし、新しい服も買いたいし、ネイルもしたい。私はそういう価値観のオタクです。
では、どんな時に遠征するのか。
それはもうめちゃくちゃに熱量が高い時です(でしょうね)。この公演は可能な限りたくさん入りたい!関東の公演だけじゃ足りない!!という時に遠征モードが発動するのです。
しかも、このマウピ2024なのですが、北海道の公演以外は全て平日という社会人泣かせの日程なのです。もしかしてオタクのこと暇だと思っているのかな?ATMだって入金されないと出金できないよ??
そんなわけで、貴重な有休は東京公演で使うことにして、少しでも多くの公演に入るため北海道遠征を決めました。唯一の土日公演である北海道ですら、年明け早々1月6日から!ってなかなかハードなスケジュールです。
余談ですが、マウピの情報解禁前にsukekiyoの漆黒の儀が決まっており、京都で漆黒の儀見たいなぁ〜なんて思っていたんですが、ここで京都遠征を選ばず無難に都内の公演を選択したのは金銭的に正解でした(しかしこの後ラルクのツアーが発表されるのであった…そう、ラルクはいつだって容赦ない)。
まだ家から出てもいませんが、私は話が長いのでこんな感じで続きます。
私はほとんど遠征をしないし、旅行に行く習慣もないので飛行機に乗った経験が2回しかありません。そのため安心をお金で買うべくJALで往復のチケットを予約しました。マウピのチケ先行と同時に飛行機も宿も予約して、一安心。あとは当日を待つだけ。
…のはずでした。
そこへ年始の羽田空港での事故がありました。
元旦の地震で動揺していたこともあり、え?なんかこれ…ライヴで浮かれていて良いのか…?みたいな気持ちになりました。なんか、あの、そういった感じの思想はないのだけど、さすがにこのタイミングで飛行機に乗るのは不安になる。ただやっぱり基本そういった思想ではないので、「なんか不安だから」という理由で遠征をとりやめるという結論にもならず。
年末は正月明け早々のマウピに向けてヘアメンテやネイル、まつエクに通ってバタバタしていたし、年明けは年明けでなんだかいろんなことが起こるし、まったく休んだ気のしない年末年始でした。気付くと何時間もニュースを見続けてしまい気が滅入ってしまったので、連休の後半はYouTubeとかを見てすごしていました。
そして仕事始め。頭が仕事モードに切り替わったから?なのか、ようやく「羽田発着のJALで航空券予約してるけど、ちゃんと飛ぶのか?」ということに思いあたりました。気付くの遅すぎなんですが、休み中は気持ちがぐらぐらしたり、頭がボーッとしてうっかりしていました。調べてみると羽田発着の飛行機はどの会社も遅延や欠航が相次いでいる状態。JALと旅行代理店に問い合わせたのですが、1月6日の成田発のJALは既に席が埋まっているとのことで…発着を羽田から成田に替えるには他の航空会社を探すしかなく。その時点で空きがあるのは格安航空だけ…。えええ…めっちゃ不安なんやけど…。しかし私には開演時間までに会場へ到着しなければいけないという使命が…!
背に腹はかえられぬ。
ということで、旅行代理店にはホテルの予約だけ残して飛行機はキャンセルしてもらい、自分で航空券をとりなおし(ちなみに3月までの予約分はJALから払い戻しの対応があるとのこと)。
往路は問題なく予約完了したものの、この時点で復路が各社完全に埋まってしまっていました。
え、陸路で帰るの…?8時間かかるんだけど…。
帰りは別に急いでいないので、羽田着の予約を残しておけば良かったのでは?という気もするのですが、欠航する可能性があったのです。次の日は普通に仕事があるので、8時間かけてでも家に帰らねば…。ということで帰りは新幹線を予約しました。でもやっぱり8時間はさすがにしんどすぎるだろ…!と思い、一縷の望みをかけて前日に再度検索したところ、なんと1席空きが…!!ただ格安航空なのに片道で4万もしたんですが…!!!!(しかもこのタイミングでラルクからお席アップグレードのお知らせが…まじでラルク容赦ない)
そしてなんとか公演当日。
成田発になってしまったので空港までが既に軽い遠征。化粧に最短でも1時間かかる私は4時に起床。今リハが終わったよ報告の通知(インスタ)がきたとき、私は朝食のパンを食べていました。自担も私もお疲れ様だわ…(そしてバンド、スタッフのみなさまも)。
飛行機が不慣れなので空港で必要な手続きが済むまでは緊張していましたが、搭乗ロビーではマウピのパーカーを着ている方をちらほら見かけて、少しずつライヴのテンションになっていきます。パーカーの素材がペラペラすぎて(笑)、私は真冬の北海道で着る勇気がなかったのですが。せっかく買ったのでどこかで着たい…!
グッズは普段パンフレットとペンライトくらいしか買わないのですが、今回は全部買いました!オタク歴が長いと、単身用のマンションではグッズの収納が追いつきません。私には実家という名の倉庫もないのです。
あと、ついにぬいデビューしました。
実年齢も見た目もすっかり完璧におばさんなので、現場でぬいぐるみを持って写真を撮っている自分を想像するとなかなか厳しいものがあり、手を出せずにいました。はじめて買うぬいにしてはクセが強すぎる気もしますが…(笑)。そういえばアクスタも長い間冷めた目で見ていたので、上田くんのアクスタが一番最初に買ったアクスタで、今のところ唯一所持しているものです。
よほど人の邪魔になるような撮影をしなければ、他人のことなど誰も見ていないですからね。自撮りもしないので、いつも風景や食べ物ばっかり撮っていますが、そこにぬいやアクスタが入るとイベント感が出て良い気がします。
搭乗手続きを済ませて少し気持ちに余裕が出てきたので、ぬいの撮影とかもしてみました。時間に余裕もたせすぎて、私が到着した時はまだ誰もいなかったのです…。
往路はひたすら開演時間までに到着することだけを考えていたのでお昼ご飯のことは後回しになっていました。なんかお菓子と飲み物がついているチケットだったらしく(全然確認してなかった笑)飛行機の中でスコーンを食べてコーヒーも飲んだので、もうこれで充分だなーとなりました。
そうして、私は予期せぬ事態を乗り越えて9年ぶりに北海道へ降り立ったのです。
冒頭からちょくちょく出てくるこの「9年前」って何なんだって話なんですが。前回は2015年にNEWSのwhiteツアーで北海道までやってきたのでした。出不精の私を北海道まで駆り立てたのはこれで2人目です。ちなみに2015年のKAT-TUNは東京ドームのみ2daysの公演だったので遠征のしようがなかったのです〜あの頃はみんな4人だった〜
けしてKAT-TUNへの熱量が劣っていたわけではありません。
グッズに並ぶ余裕はなかったので、物販は二日目の朝にしました。気になる会場限定チャームですが、北海道公演はツアーのロゴ。
お、えっと…うーん……。これ、会場ごとにどう変わるんだ…?事前にデザインを全く伝えられていなかったので皆目見当がつきません。ロゴの色は今回のテーマカラーであるネイビーとオレンジが使用されているので、色違いではなさそう。インスタのストーリーを見る限り、会場限定のチャームを、同じく今回のグッズであるミニショルダーバッグに付け替えることでカスタムできると申しておるので、それなりにデザインが違うのだろう。しかし情報が少なすぎてこのツアーのロゴを模したチャームにどんな感情を抱けば良いのかもわかりません。
愛犬のイラストをストーリーにあげていたので、おそらくそのデザインもこの後の会場で出てくる……のか?…もう何もわかりません。
比較の対象がないので、北海道のチャームが他と比べて人気が出るのか、出ないのか(一見したところツアー名が漢字ということもあってチャームとしては渋すぎる)あわよくばチャームの交換とか出来たら良いなぁと考えていたのですが果たして等価交換できる代物なのかどうかもわからん、わからんよ。
こうして、なんだかよくわからない、もやもや?としたような、ふわふわ?としたような??不思議な感情で開場を待ちます。
今回のツアーはアリーナやドームを埋めるクラスのアイドルが、ライヴハウスでスタンディング。ということで、いろんなことが予測不能すぎて若干不安でした。
まず、押すの…?
上田くんはラジオで「ライヴが始まったら前方に押すので、柵前が意外とゆっくり見れる」って中堅バンギャみたいなこと言ってたんですが、それは、うーん…けっこう激しいタイプのライヴでは…?
アイドルのファンは押しますかね?押さない…気がします。なんか押したら激怒しそう。
私が普段行っているスタンディングのライヴってディルアングレイとかのゴリゴリに激しめなやつになってしまうので、それと比較するのはちょっと違うかな、と思ってはいたのですが。
例えば昔、2.5次元俳優さんのライヴに行った時は、お客さんみんな入場したポジションのまま終演まで1mmも動かなかったんですけど(笑)多分どちらかというとこっち系な気がする。それはそれで良いんですよね。暴れたいライヴ、推しをじっくり見たいライヴ、それぞれの楽しみ方があります。
そして、実際マウピでは「整番ごとにブロック分けをする」ことになりました。それが良いと思います、ええ。でないと謀反が起きます。
通常、整理番号というのはあくまで会場へ入場する順番であって、整理番号が1番でも後ろでゆっくり見たいって人がいてもいいし、500番だけど頑張って前へ詰めたい!っていうのも全然OK!そう、それがライヴハウス、なのであります。
しかし通常の公演で、あらゆる手段を駆使して良席を手に入れている人たちがそれを許すでしょうか?(もちろん全ての人がそのようなやり方ではなく、正しい方法で運良く良席を手に入れている人もいらっしゃいます)
えっ、私より後から来た人が前に割り込んできたんですけど??とかならないといいなぁ...(胃痛)と心配していたのです。
なので、この「整番ごとにブロック分けをする」というのは整番の良い方に良席を保証、とまではいきませんが、できるだけ整番の良い方を前方へ入れるための得策だと思いました。
そして、もう一つの不安は、果たして上田くんの求めている水準に達する盛り上がりになるだろうか…?ということ。
ご本人のお話を聞いていて、なんとなく思い描いているライヴってこんな感じなのかなぁという理想は伝わってくるんですよね。
拳突き上げ系…と申しましょうか。
しかし、ヘドバン、モッシュなんて絶対やりませんよね。というか、なまじ知識があるからといって、一部のファンがこのような行為をしたら慣れていないファンが怪我をします。また争いが起きます。
私はただただ、とにかくファンの方たちが平和に安全に楽しく過ごせたら御の字だと思っているけれど、それが上田くんにとって物足りないと感じてしまわないだろうか...?と気を揉んでしまっていました(今考えると、普段DIRでめちゃくちゃ暴れることを要求されすぎて、それくらいやらないと盛り上がっていると認定されないんじゃないかみたいな強迫観念があった気がする…)。
ご本人はスタッフから禁止されたそうですが、ダイブなんてもってのほかです。あれはダイブする側以上に受け止める側にもスキルが求められるのです。素人が好奇心だけで手を出して良いものではありません。
本音を言えば、アリーナとかホールとかでやってくれたほうが安心安全だし争いも起きないだろう。アイドルが下手にライヴハウスを使うのは演者にとっても、ファンにとっても不幸になるだけなのでは…と無駄に心配していました。
さてさて、いろんな不安を感じつつ実際に始まったライヴですが…ライヴハウス独特の熱気がとても良い方へ作用していたように思います!むしろライヴハウスでやって良かった!
しかしながら、演出がライヴハウスでやるやつじゃない(笑)もうこれ、アリーナとかドームでライヴしすぎて感覚が麻痺してますよ!!zeppでこんなにめちゃくちゃ演出凝ってるライヴ見たのはじめてかもしれません。
そしてもう、上田くんの作り出す世界観が好きすぎます…!!わーん!!
私のような素人があれやこれやと懸念していたことなど完全に杞憂でございました。ちょっとライヴハウス上級者みたいな雰囲気出していろいろ書いたのが恥ずかしいくらいです。プロの本気ここに極まれり。
あまりの熱気と興奮で語彙力を失くしてしまった私は、もう当たり前のことしか言えないのですが、1曲目からアンコールまで全部大好きすぎる曲でした!!!!(それはそう)
大大大好きなBUTTERFLY、LOST、〜againをライヴで実際に聴けた感動。こうして一曲一曲挙げていくと、この曲はここが最高で〜この曲は何と言ってもあれが最高で〜など無限に語れるくらい、全てが最高でした。本当に上田くんのソロ曲が好きすぎるっ!!
全曲最高なのは当たり前、なんですが、あえて超絶最高だった曲を挙げるならMONSTER NIGHTが曲も演出も込みで最高すぎました。もう、すっごい楽しい!!大好きの集大成!!もう本当にたまらんくらい好きすぎて、今後お仕事の幅が広がったら、hydeのハロパとかゲストで出て欲しいくらいです(一介のオタクにそんな力はない)。エクステをつけた上田くんのビジュアルが最高ですね。そのビジュは絶対何かしらの形で後世に遺してくれ!!!!じゃないと上田坦(私)が今世成仏できない!!!!
もうバンギャはもれなく全員好きだろ…!!って演出だった。大好き。
そしてセカロマは私がはじめて観に行った上田くんの舞台でした。配役が(どクズの)バンドマンで歌唱シーンもあったので、私は完全にギャの心で通い、心の中で「拓翔°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」と咲いておりました。そんな思い出深い俺メロディが本編のラストを飾ります。
そうそう、本編では上田くんのピアノの伴奏に合わせてファンがカンタービレを歌うんです。ええっ、また変化球のカンタービレきた。我々はオリジナルのカンタービレをフル尺で聴くことは未来永劫出来ないのだろうか…。上田くんのピアノが聴けるのかーとか、急に歌えと言われても…とか思うことはいろいろあるんだけど、とりあえずオリジナルのカンタービレどうなったん。
と、思っていたら。
アンコールでカンタービレ歌ってくれたー!!!!
やっと聴けた!やっと聴けましたよー!!うれしすぎる!なんかめっちゃ焦らされたけど、Honeyツアー→ソロコン本編をクリアしないと聴けないボーナスステージなんですね(笑)
全曲余すことなく熱量MAXだったので、ライヴのあと放心状態になってしまいました。燃え尽きた…。
いつもは会場から家に帰る間に現実に戻るというか、気持ちが落ち着いてくるのですが、今回は会場からホテルが近距離だったせいか、ホテルに着いてもずっと夢見心地でボーッとしていました。
ああ、生きているうちにまたソロコンしてくれるなんて思わなかった。14年前のソロコンは映像化されていないので幻の…というか、新規にとっては、「お噂ではかねがね伺っている伝説のソロコン」という感じでした。14年前のソロコンに参戦された古参の方はもちろん、14年前まだファンじゃなかった新規にとっても、全上田担にとって悲願のソロコンだったのではないでしょうか。もう今世でソロコンを見ることはできないのかな…と思っていたので、何度も何度もDVDを見ていつかライヴで聴いてみたい、と夢に見ていたあの曲やこの曲を実際にこの耳で聴いて、目で見て、肌で感じることができて感無量でした。そして、こ、これがあのまさみさんなのか…!と、新規は感動しました。伝説の真巳さんです。ものすごく物腰が柔らかいのにめちゃくちゃMCがおもしろい。全公演の真巳さんMC(という名のタレコミ)を収録して欲しい…!
はあ…、ずっと夢見ていたソロコンに参戦できて、これで今世は成仏できそうです…。ライヴが楽しすぎて、ずっとこの時間が続けばいいのに…と何度も思いました。
今回は円盤化するっぽい匂わせがあったので信じます…!!
何年も何年も龍組へ根気強く嘆願書を送り続けたファンの方々の強い信念に敬意と感謝を申し上げます。
充電期間後は特に「グループとしての活動」に一層の重きをおいているのを感じていたので、正直私は諦めかけていました。思いを言葉にするのは大切ですね。
それにソロコンではあるものの、上田くんが「KAT-TUNの上田竜也」としてステージに立っているのも強く感じました。
というか、言っていいですか?
言いますね。
言わせてください。
1582はやばいいいいいいいい!!!!
その選曲、マジですか!数ある亀梨くんのソロ曲からこれ選ぶって、本当に、上田竜也最強すぎる。
初日の悲鳴が忘れられません(笑)
もう初日に関しては1582がピークだったのではないでしょうか。目の前で起こっていることに感情の処理が追いつきません。
思えば確かにインスタで匂わせてたわ。あれてっきり「また家から中二病丸出しのアイテムが見つかった」的な投稿だと思ってたわ…。1582の小道具だったのか。めちゃくちゃ伏線張ってるやん…。
ライヴ前にあれやこれやと勝手に不安を抱いたりしていましたが、こちらが求めている以上の、想像を超えた最高のライヴでした。いろいろあったけど、がんばって北海道まできてよかった。本当に心からそう思いました。
私はネタバレ見ない派なので、事前情報が何もない状態で見るライヴも大好きですが、ひと通り流れを把握したうえで改めてじっくり見るのも大好きです。明日もライヴが見られるのかーと思うと幸せです。
あとご本人が楽しそうで良かった。私の気持ちがそう見せているだけかもしれないけれど。思い描いていた景色は見えていたかな。だといいな。私は最高の景色を見せてもらえました。
アイドルのファンはスタンディングに慣れてないから、上演時間を1時間40分に収めようとしてくれていたみたいだけれど、全然余裕で2時間超えてた!オタクはかつて鬼のグッズ列に並んでいたんだから2時間くらい余裕です。というか、どうがんばっても2時間を1時間40分に収めるのは無理なのでは?MC全カットしても間に合わないよね…?いいんです、いいんですよ。2時間たっぷり演ってください。1分1秒でも長く上田くんを見られるなら、オタクは幸せです。
てか、さすがに話長くない?自分でも読み返さない気がする。
もう少しだけ続きますね。
そんな感じでライヴめっちゃ良かったんですけど。
さかのぼること数時間前。実はホテルにチェックインした後、また問題が発生していたのです。
今回はライヴハウスでの公演だったので、小さめのペンラを持って行こうと思い、quarterのリング型のやつを発掘してきたんです。で、ライヴの直前に電池を入れ替えようと思って新しい電池も買ってきました。
が、なんと電池のパッケージが誤飲防止対策でハサミがないと開けられないやつだったんです。全然読んでなかった…!力業でどうにかならんか、と粘ってみたのですが、開かない。迫る開場時間。開かない電池。このためだけにハサミ買いに行くのはダルすぎる…。フロントで事情を話して貸してもらうか…うーん…。
悩んだ末に持っていた自転車の鍵でこじ開けました。開いた。以前家の鍵を使ってワインのコルクを開けようとして鍵を折り曲げて使えなくした経験があるので、今回は自転車の鍵にしました。学習したといえるのか、いえないのか。
とにかく電池はものによって手で開けられないやつがあるから注意だな、と新たに学んだのでした。
ところでこのquarterのペンラ?リングライト?持ってきてるの私くらいなのでは…と思っていたので、想像以上に同じものを持ってきている人がいてびっくりしました。ペンラとしての主張が控えめで、アリーナやドームのような大きな会場向きではなくほぼ忘れられた存在だと思っていました…。このリングライトもまさか9年ぶりに出番がくるとは思わなかっただろう。私も二度と使う機会はないだろうと思っていた。奇しくもquarterも9年前ですね。先述した2015年の東京ドーム2daysはこのquarterのライヴでした。
このライトだと手が空くので手扇子はできそうです。というバンギャ情報。
ツアーが始まる前に、ライヴ後インライするかもみたいな話をしていたのですが、結局インライはなかったですね。多分それどころじゃなかったんだろうけど。私もホテル戻ってしばらくはインライ待機していたけど、さっさと寝る準備したかったのでお風呂入っちゃったし結果オーライです。上田くんたちは朝の4時までリハしていたようなのでとにかく早く休んで欲しい…。そうはいっても、きっと初日をやってみて振り返りとか調整とかもあるだろうからライヴが終わって、はい就寝!とはならないんだろうけど。
Fantasiaのツアーでライヴ後のインライに味を占めたようですが、会場から自宅までが離れていると帰宅に間に合わなかったりするのでこっちは結構大変です(笑)帰宅途中にインライが始まる可能性もあるので、常にAirPodsを持ち歩くようになりました。今デフォルトのケース使ってるけどフック付きのケースが欲しい。
そんな感じでお風呂入ってラジオもしっかりリアタイしていたんですが、ライヴの余韻がすごすぎて内容が一切頭に入ってきませんでした。上田くんのせいなので仕方ない。
札幌公演二日目につづく。
解説:
mode of MACABREとは?
DIR EN GREYが2017年に行ったライヴツアー。2000年にリリースされた「MACABRE」というアルバムを軸としたツアーで、MACABREが青春ど真ん中だった私は思わず遠征してしまうほどテンションが上がった。
お席アップグレードとは?
ラルクが新しく導入したチケットのシステム。一般席(12,990円)の料金を倍支払う(25,980円)ことでアリーナ席が保証される狂気の制度。誰でもアップグレードできるわけではなく、これも当落制。正規ルートでお金を積んで対価を得ているのだが、ときどきこれで良いのか不安になる。ちなみにとっくの昔から「ラルク貧乏」という言葉が存在している。
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