「競輪祭、そしてグランプリへ」
激闘の競輪祭が終わりました。
僕が競輪を始めた頃からファンである深谷知広選手が準決勝1着になり決勝戦進出が決まった時点で2023競輪グランプリ出場と毎年9名しかなれない競輪選手の最高ランクS級S班復帰が確定しました。
やったーーーー!!!!!
皆様応援ありがとうございました。
さて、そんなわけで無事にGP確定して競輪祭決勝進出を決めた深谷知広選手。しかしこのまま行くとGPは同県同地区の選手がいないため単騎。ということで深谷選手の男気発動。決勝に乗った南関東の後輩二人を引き連れて三車の一番前を走るという選択。要するに俺が先行しますということ。後ろの後輩獲ってくれ。そして一緒にGP出ようぜ。言わずもがな、競輪ファンなら誰もがわかる聞こえないけど聞こえる声。
「深谷、お前ってやつは…」
しかしそれこそが僕が深谷選手を好きな理由でもあり全力応援となりました。
そしてやっぱり決勝戦では素晴らしい先行を見せてくれました。敵もわかっている先行、すんなり先行させたくないと誰もがわかっていても先行してしまう深谷知広という男。
ただ速いだけでは勝てないのが「競輪」
そこには様々な駆け引きや技術、もちろん心理戦などもあるでしょう
競輪祭決勝の深谷選手の走りに先行するための技術・テクニックが見えた瞬間がありましたので紹介させていただきます
「そう!そこね!」と同調していただけたり、競輪を知らなくても「へぇそうなのか〜」と少しでも競輪のおもしろさと魅力をわかってもらえたら幸いです
あとあくまで個人的見解、妄想も入りますので違うと感じてもお手柔らかにお願いします。
【まず周回中】
【残り2周半過ぎから動き出しました】
【まもなく残り2周です】
【かけ引き・脇本vs深谷】
【ポイント❶】
【ポイント❷】
【ポイント❸】
【加速どんどん上がっていく】
【先行するカタチ完成で残り1周半】
【ラインのために先行した深谷選手は9着】
という深谷選手の先行テクニックでした。
Keirin.jpのサイトやYouTubeなどで2023競輪祭決勝のレース映像を見てもらえればもっとよくわかると思いますのでぜひ。
素晴らしい先行だったとはいえラインから優勝者は生まれず結果は残念でした。が、誰よりも悔しいのは選手です。松井選手、簗田選手はここからまた何かが変わっていくでしょう。これが終わりではありません。大河ドラマの何百倍何千倍のスケールとお金がかかっている競輪ドラマはいつも「つづく」で終わります。シーズン2か3か4か。どこまでもつづく競輪ドラマであり人間ドラマなのです。
「俺たちもう終わっちゃったのかな?」
「バカヤロー!まだ始まってねーよ!」
映画キッズリターンです。
「つづく」で終わっていた僕の競輪ドラマ。忘れもしないあの2017年競輪グランプリ。そのつづきがようやく今年の12月30日に続編開始します。どんな展開どんな結末が待っているのかそしてどう次に繋がっていくのか。僕にとっては深谷グランプリ。今から楽しみです。
【追記】
車券は深谷選手が絶対先行すると信じての三連単4=7-全と応援の意味でも二車単で深谷-全。眞杉選手は南関ラインの四番手ぴったりから最後にくる!と展開もバッチリめずらしく的中。この日は競馬のジャパンカップもバッチリ当たっていたので3年ぶりくらいに競馬競輪ダブルGⅠ的中となりました。こういう時がたまにあるからやめられないんですね。やめる気もないけど。